リーグ戦第7節 vs一橋大学

東京都大学サッカーリーグ2部第7節

2020年11月1日(日) 13:00KO

試合速報(Player!)  マッチデープログラム

 

東京 1 0  – 3  3 一橋
 1 – 0 
(96分) 高宮秀徳 得点

(28分)

(32分)

(48分)

  警告  
  退場  
スタッツ
東京 項目 一橋
15 シュート 8
6 GK 11
13 CK 3
12 直接FK 7
1 間接FK 0
1 オフサイド 0
1 PK 0
スターティングメンバー
位置 番号 選手名
GK 1 染谷大河
DF 3 吉岡泰生
DF 5 内倉慈仁
DF 22 石野佑介
DF 28 竹内拓夢
MF 13 杉山亮
MF 6 松波亮佑
MF 7 大矢篤
MF 8 出射令雄
MF 11 松本周平
FW 10 中村知朗
サブメンバー
位置 番号 選手名
GK 21 石川旦
DF 4 大谷拓也
DF 12 三谷深良惟
MF 24 西雄太
MF 27 高宮秀徳
MF 9 和田爽
FW 16 伊地知遼
選手交代
OUT IN
HT 竹内拓夢 和田爽
63 大矢篤 高宮秀徳
70 出射令雄 伊地知遼
78 中村知朗 三谷深良惟
戦評

2020年11月1日
東京都大学サッカーリーグ2部第7節(延期分)
vs一橋大学
●1-3(0-3, 1-0)

 

台風のために延期された第7節の相手は戸田和幸氏率いる一橋大学。東大ア式と一橋ア式の対戦は「東商戦」と呼ばれ、長い歴史を誇る伝統的な一戦だ。試合前に行われたリフティング対決や対談企画では盛り上がりを見せ、両チーム高いモチベーションの下、この試合に臨むこととなった。

一足早く前期を9連勝で終えた首位を走る亜細亜大学にこれ以上差をつけられないためにも、確実に勝ちたいところだ。右サイドバックでスタメンに抜擢された1年の竹内(1年・文二)にも注目が集まった。

 

一橋は我々の予想に反して、今期のリーグ戦では上智戦以来2回目の5バックで臨んできた。前半から東大がボールを保持する展開となったが、一橋の集中した守備もあり、なかなかブロック内に進入できない。一方、一橋はボールを奪うと縦に速いカウンターを仕掛け、サイドからのアーリークロスを使いながら東大ゴールへと迫った。両チーム共に決定的なシーンはないものの、東大にとっては嫌な流れのまま試合は進んだ。

飲水明けの前半28分、ついに均衡が破れる。一橋のCBに前線からのプレスを剥がされ、最終ラインの裏へロングボールを蹴られる。クリアが曖昧になったところを相手に拾われ、ペナルティエリア内でキープした相手FWにゴール右隅へ先制点を決められてしまった。

すぐに追いつきたい東大は、セットプレーからチャンスを作る。前半30分にはFKのこぼれを拾った松本(4年・工)が枠を捉えたミドルシュートを放つが、ここは相手GKの好セーブに阻まれる。続けて得たCKを内倉(4年・農)が右足アウトサイドでうまく合わせるもクロスバーに嫌われてしまう。

しかし、そんな中で前半32分に追加点を奪われる。一橋のWBに右サイドを突破され、クロスを上げられる。中でフリーになっていた相手FWにうまく合わせられ2失点目。さらに、前半ラストプレーの左サイドからのフリーキックでは、ファーで完全に裏を取られ、まさかの3失点目。大きなビハインドを背負って前半を折り返すこととなった。

 

逆転を狙う東大は、後半から竹内に代わりここまでチーム最多5得点を挙げているストライカーの和田(4年・農)を投入する。後半は前半以上にボールを持つ展開となるが、一橋の守備が時間とともに緩くなり徐々に流れの中からチャンスを作り出す。後半15分にはバイタルエリアで縦パスを受けた中村(4年・文)が相手2人に囲まれるもかわし、そのままミドルシュートを放つが、ここも相手GKに防がれる。後半17分には左サイドからの出射(2年・文三)のクロスを和田がうまく逸らすが、惜しくもクロスバーの上。後半22分にはFKのこぼれを拾った後、松本のスルーパスに反応した内倉のマイナスのクロスに再び松本。ここも枠を捉えきれない。この時間帯はセカンドボールを確実に拾い再び攻撃に繋げることがよくできていたが、守備に重きを置きながらカウンターを狙う一橋に対し、ピンチを迎える局面もみられた。

なかなか得点できない中、ついに絶好のチャンスが訪れる。後半39分、途中出場の伊地知(4年・経)がペナルティエリア内で倒されPKを獲得する。キッカーは伊地知。しかし、ここも相手GKに反応され決めきることができない。後半アディショナルタイムに、途中出場の三谷(1年・文一)からパスを受けた、同じく途中出場の高宮(4年・工)が左ハーフスペースを突破し左足を振り抜いてようやくゴールを奪うが、反撃もここまで。1-3で一橋に敗北を喫した。

 

東大は特に後半再三チャンスを作るも決めきれなかった。逆に一橋には少ないチャンスをものにされ3失点。これはデータに基づく一橋のゴール期待値をかなり上回っていて、失点を減らせたはずであることを示している。確かに運の要素もあったかもしれないが、カウンター時の対応を含め浮き彫りになった守備の課題をチームとして克服していく必要があるだろう。

 

さて、前期リーグ戦全9試合が終わり、次節からいよいよ2部内で上下リーグに分かれての後期戦に突入します。現在東大ア式は2位ですが、5位までの4チームが勝点3差にひしめく大混戦となっており、2部優勝・1部昇格に向けて負けられない戦いが続きます。今後も会場非公開・無観客試合の形式は続きますが、上位リーグでの残り4試合もYouTubeのライブ配信やTwitter速報を通じての応援をよろしくお願い致します。

 

文責:古野

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