アミノバイタルカップ3回戦vs東京農業大学

3月20日(日)15:00 kick off

3回戦 vs 東京農業大学

@東京大学農学部グラウンド

東京大学 0 – 5 東京農業大学

東京 0 0 – 1 5 東京農業
0 – 4
9 シュート 21
2 CK 8
3 オフサイド 0
戦評

アミノバイタルカップ東京都予選3回戦は東京農業大学との対戦。東農大は昨シーズン東京都1部で3位の好成績を残した強豪である。昨年度1部で1分1敗と苦杯を喫した相手に対し、プレシーズンの積み上げがどこまで通用するかを測る絶好の機会となった。

東大は2回戦の成城戦から先発を2名変更し、大谷(新3年・教育)と谷(新2年・文二)がスタメンに名を連ねた。試合序盤は両チーム長いボールを使いながら主導権を伺う展開。前線の強力なプレスが特徴の東農大に対し、東大は徐々にボールを落ち着かせつつ、うまく前進する場面を作り出す。するとスローインの流れでぺナルティエリア角から谷がカットインしてシュート。枠は外れるがゴールへ向かう姿勢を示す。その直後の17分、東大は相手ゴールキックに対し前線からプレスをかけるが、東農大が見事にプレスを掻い潜り逆サイドへ展開。サイド深くからのマイナスクロスにゴール前へ走り込んだ10番江井がダイレクトで合わせゴールネットを揺らす。東大にとっては痛恨の失点だったが、相手を褒めるべき見事なゴールだった。その後は東大守備陣が踏ん張り決定機を作らせず、同点のチャンスを探る。すると35分、出射(新4年・教育)の縦パスを起点に三谷(新3年・法)、大谷が繋ぎ、谷がゴール前でシュートを放つ。しかしボールはゴール右へと外れ、最大の決定機を逸してしまう。前半はこのまま0-1で終了し、後半を迎える。

後半も両チーム高い集中力を持続し、一進一退の攻防が続く。地力で勝る東農大がサイドから幾度となく東大ゴールへ襲いかかるが、東大はCBの八代(新3年・法)、内田(新4年・医)を中心に守り最後のラインは割らせない。東大も負けじと22分、サイド深くをとった三谷のクロスから吉本(新2年・理一)がフリーでシュートを放つもヒットせず。同点に追いつくことができない。そんな中後半も終盤に差し掛かり、攻撃的なカードを切ってきた東農大に攻め込まれる時間が長くなってくる。30分、クリアが短くなったところからゴール前で混戦、一度はGK兒玉(新3年・工)が防ぐも再び10番江井に押し込まれ、追加点を許す。直後の33分、35分にもミスから立て続けに失点。試合を決定づけられてしまう。FW水本(新3年・教育)、公式戦初出場の佐々木(新2年・理一)を投入し一矢報いたい東大だったが、94分に5失点目を奪われたところで試合終了。東大は3回戦で敗退となった。

最終的には0-5と大敗に終わったが、東大は支配率49%、シュート9本と後半途中までは東農大に対し十分対抗できたといえるだろう。しかし、決定機を活かせず2失点目を許したことが勝負の別れ目であり、1部で渡り歩くために足りない部分を再認識させられた。久々に体感した1部の基準を意識しながら、来月に迫ったリーグ戦の舞台へ準備を加速させたい。

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