第1回石丸サッカー放浪記

はじめましてア式蹴球部1年石丸と申します。

いきなりですが、自分は今カンボジアにいます。

なぜカンボジアにいるかというとソルティーロアンコールFCというカンボジア一部リーグのプロチームでインターンをさせてもらっているからです。

なぜそんなことをしているかというと、僕は世界一周の旅をしているからです。

意味わからないですよね、理由になってるようで全くなってない回答。

僕のことを知らない人はこう思うはずです

「いや、お前学校行かないの?」

はい、行きません。

インパクトのある書き出しをしたくて、だいぶ癖の強い冒頭となりましたが、空回りしてきたのでここからは普通に書かせてもらいます。

整理すると、僕は今年、東京大学のとあるプログラムに参加しており、その一貫として大学を1年休学しています。

活動の狙いは、今まで経験したことの無かった海外での生活を経験することで視野を広げ、多様な価値観を取り入れ、自己を相対化することです。

テーマとしては「サッカーを切り口に世界の人と文化に触れる」ことで、具体的にはプロサッカーチームへのインターン、貧困地域への指導ボランティアへの参加、各国サッカー協会を訪問し育成理念の勉強をしつつ様々な国を回る予定です。

何故こうした活動をすることに決めたか、という経緯についてもどこかで発信させてもらいたいのですが、今回は最近感じていることにフォーカスしていきたいと考えています。というのも、初の海外一人旅を開始して間も無い今、様々なフレッシュな感情が沸き起こってきていて、それをなるべくそのままのリアルな状態で発信していきたいと思ったからです。

そんなわけで、カンボジア生活1週間が経とうとしている今、なにを感じているかを書き連ねていこうと思います。

カンボジアに来て思うこと。まず、とにかく暑い。毎日当たり前のように30度を超える。物価は安くて4ドルちょいのドミトリーに泊まり一食1ドルの飯を食う、最近では2ドルの飯が贅沢に思えるようになってきた。ここに来ると日本の当たり前は通用しない。水道水は飲めないし、自分より若い子供が当たり前のようにオートバイを走らせ移動していて、客席がテーブル一つしかないようなローカルなご飯屋さんに行くと小学生くらいの子供が奥から洗ってきたばかりのコップを持ってきて水を用意し、それを終えると自分が食べてる近くの机に移り何やら物を書いている、勉強してるのかな?とか思ったりしながらよくわからないご飯を食べる。刺激の多い日々を過ごしてます。

ここからはサッカーチームでの話。サッカーチームのインターンって何するの?自分でもここに来るまでよくわかってなかった。とりあえず到着してからは先にインターンをしていた日本人の先輩の後について主に練習や試合の準備の仕事を教えてもらっていた。
冒頭でも話しましたが僕がインターンしているのはソルティーロアンコールFCという本田圭佑がオーナーをしている比較的新しいチームです。色々と魅力の多いチームなので是非フォローしてみてください。

ここでもまた感じるのは環境の悪さ。東大の練習環境の方が何倍も整ってる。練習はデコボコの天然芝のグラウンド。水道水は飲めないからクーラーBOXに大量の氷とペットボトをぶち込むスタイル。試合のホームスタジアムも相変わらずデコボコの天然芝。

国内一部リーグの試合であるが準備するのはなんと自分を含めたインターン生の4人が中心。試合に必要な大量のクラブの備品と共にトゥクトゥクに乗り前日にグラウンドに入り、ロッカールームを掃除して椅子を並べ、スポンサーの広告バナーをグラウンド周りに設置する。

試合当日、15時30分キックオフの試合のためスタッフは朝の8時からスタジアムで準備を始める。当日は提携しているアカデミーの選手たちも準備の手伝いに来てくれ地域のちびっ子たちもほんの少し手伝ってくれたりする。

それで試合を終えて片付けをしてクラブハウスに戻って試合で使ったばかりのユニフォームを洗って、21時前に1日の仕事を終える。

こんな具合で今はチームに関わっている。まあ間違いなく普通の日本の大学に通っていたらできない経験だ。外に出て、日本の素晴らしさを再認識して、当たり前のように良い環境に置かれてることがいかに恵まれてるか再認識しました、、、

あれ、本当にこんなことがしたくてわざわざここまで来たんだっけ?こっちに来る前から日本の方が環境がいいことなんか百も承知だ。当たり前のことの有り難みを知りました、なんて使い古された表現を使うためにきたつもりはない。

実はこの1週間、色々な想いの中で板挟みにあっていました。

人はとにかく経験を積むことでしか成長できないというのが持論なので、これもまた特異な経験としてどこかで役に立つだろう、とポジティブに捉えることもできなくは無いが本当にそうなのか、そういう経験積みたくてわざわざ休学してまでここにきたのか?

もちろん生活の色々が刺激にはなってるけど、コレジャナイ感が強い。
実際のところこの1週間で自分の中で大したプラスの変化はない。18年間で形成してきた人格がそう簡単に変わるとも思えないが、このままだと一年かけても大した変化を得られないと焦りを覚える。

今のところ受動的な仕事しかできてなく、言い方を悪くすると、このままだと単に1ヶ月クラブの労働力として使われて終わるだけだ。クラブの人たちはとても親切で、責任者の方はずっと自分にとって利益のある方向性を取るように促してくれていた。「やりたいことを明確にしてないと無為に終わる」と、カンボジアに来る前から指摘してくれていた。そして1週間たった今その意味を強く痛感しています。

けど、この期間のおかげでやりたいことのイメージが固まり、活路が開き始めました。昨日からそれに向けて計画を立て始めました。少しずつ、良い方向に動き始めると良いなーって緊張感持ちつつも気楽にやってきます。

必ずこの1年間でアップデートして戻ってきます、休学してよかったなって思えるくらいの努力はします。

冗長で稚拙な文章になってしまいました。退屈させたらすいません、またどこかで経過を報告させてもらいます、暇だったら読んでください!実は監督の福田さんの紹介でJFAの方にご協力もいただけているので、もう少し客観的に色んな地でのサッカーの話だとか旅の全体像も発信していこうと思います。

最近天然水がめちゃくちゃ美味しいです、お味噌汁飲みたい。

2019年6月30日

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