2024年度第2回関東大学サッカーリーグ東京・神奈川1部第4節
2024年4月28日(日)13:00KO
東京 | 3 | 1 – 0 | 3 | 武蔵 |
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2 – 3 | ||||
15分 長谷川 86分 陶山 90+4分 荒 |
得点 | 65分 9番 78分 9番 90+1分 9番 |
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32分 石川 82分 荒 |
警告 | |||
退場 |
スタッツ
東京 | 項目 | 武蔵 |
15 | シュート | 17 |
3 | CK | 8 |
18 | FK | 11 |
0 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
スターティングメンバー
位置 | 番号 | 選手名 |
GK | 1 | 里見悠成 |
MF | 3 | 荒拓也 |
DF | 4 | 上原真路 |
MF | 5 | 石川大貴 |
MF | 6 | 歌俊亮 |
MF | 7 | 河島誠二郎 |
MF | 8 | 吉本章 |
FW | 9 | 佐々木洸 |
FW | 11 | 北川孟 |
MF | 17 | 河野慈央 |
MF | 23 | 長谷川希一 |
サブメンバー
位置 | 番号 | 選手名 |
GK | 21 | 大場祥吾 |
DF | 12 | 宮川旭 |
DF | 13 | 田中大智 |
MF | 14 | 杉山弘樹 |
MF | 15 | 柏村直登 |
FW | 16 | 山田裕次郎 |
MF | 18 | 馬屋原翔 |
FW | 26 | 陶山大晴 |
DF | 33 | 頼経智希 |
選手交代
分 | OUT | IN |
56 | 長谷川希一 | 陶山大晴 |
56 | 石川大貴 | 山田裕次郎 |
67 | 河野慈央 | 杉山弘樹 |
82 | 佐々木洸 | 頼経智希 |
90 | 上原真路 | 宮川旭 |
戦評
東京都・神奈川県リーグ1部第4節、東京大学の相手は武蔵大学。昨年の対戦時は1勝1分ではあったが苦戦を強いられた相手である。個人技の高さとカウンターの鋭さを武器とした得点力の高い武蔵大学に対し、東京大学は前節からスタメンを3人変更し、万全の体制で挑む。
開始早々、東京大学はピンチを迎える。前半7分、素早いCKのリスタートからシュートを打たれるがGK里見(2年・文一)の素早い反応で難を逃れる。しかし、ピンチの後にチャンスあり、左サイド北川(4年・文)を中心に相手ゴールに迫っていく。すると15分、右サイドからの佐々木(4年・工)のクロスに合わせ、長谷川(4年・教養)がゴールを決める。長谷川は前節に続き2試合連続のゴールだ。その後も攻撃の手を緩めず2点目を狙いにいく東大は16分、河野(2年・理一)が右サイドの突破からシュートを放つがここは惜しくもバーに嫌われる。さらに30分、またしても右サイドの突破から北川に大きなチャンスが訪れるがここはうまくミートせずチャンスを決め切ることはできない。その後も左サイドでの北川の突破からのシュートなどによって相手ゴールに迫っていく東大。対する武蔵大学は素早いカウンターにより東大ゴールへ迫るが、上原(4年・教育)・吉本(4年・工)らによる固い守備でゴールを割らせない。このまま終始東大のペースで試合が進み、1-0で今シーズン初めてリードしたまま前半を折り返す。
後半は前半と打って変わって武蔵大学に攻め込まれる展開が続く。55分には左サイドを崩されシュートを打たれるがここはGK里見のファインセーブで難を逃れる。しかし、65分についに失点を喫してしまう。今度は右サイドを崩され最後は#9金子に押し込まれてしまう。反撃に出たい東大は70分、CB吉本のボール奪取から途中出場で今シーズンリーグ戦初出場の陶山(4年・医)がシュートを放つがここは惜しくも枠外へ飛んでしまう。先に追加点を取りたい東大だったが78分、東大は一瞬の隙をつかれカウンターから#9金子に再び決められ逆転されてしまう。後がなくなった東大はさらに前線からの圧力を強めていく。すると86分、右サイドから陶山が持ち込みそのまま左足一閃、同点ゴールを決める。陶山の今シーズン初ゴールで追いついた東大だったが90+1分、三度#9金子に手痛い失点を喫する。しかし、諦めない東大は90+4分、CKから荒(3年・経)が同点ゴールを決める。その勢いのまま逆転ゴールを決めたい東大は90+5分、北川が左サイドから突破しエリア内で倒されるがここは惜しくも笛はなし。このまま同点で試合は終わってしまった。
ここまで4節を終え、未だ勝ちのない東大。先に先制した試合を勝ちきれなかったため後悔の残る試合であったが、最後に追いつくことができ、勝ち点1を取ることができたことは大きな収穫である。今後も厳しい相手が続くがさらに修正を加え、万全の準備をして次戦、優勝候補の東京学芸大学に臨みたい。