東京都大学サッカーリーグ2部第16節
2022年10月16日(日) 13:50KO
マッチデープログラム東京 | 1 | 0 – 0 | 0 | 東京工業 |
---|---|---|---|---|
1 – 0 | ||||
谷(85分) | 得点 | |||
上原(88分) | 警告 | 12番(89分) | ||
退場 |
スタッツ
東京 | 項目 | 東京工業 |
14 | シュート | 11 |
2 | CK | 2 |
0 | FK | 0 |
0 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
スターティングメンバー
位置 | 番号 | 選手名 |
GK | 1 | 兒玉寛俊 |
DF | 5 | 八代快 |
MF | 6 | 松波亮佑 |
MF | 8 | 三谷深良惟 |
MF | 12 | 古川泰士 |
MF | 17 | 北川孟 |
MF | 18 | 箕輪統 |
DF | 23 | 上原真路 |
DF | 24 | 小泉尚寛 |
MF | 25 | 谷晃輔 |
FW | 32 | 荒拓也 |
サブメンバー
位置 | 番号 | 選手名 |
GK | 31 | 日野友貴 |
DF | 2 | 竹内拓夢 |
DF | 4 | 内田龍吾 |
FW | 9 | 石丸泰大 |
MF | 10 | 出射令雄 |
MF | 11 | 伊藤真士 |
MF | 19 | 植田陸人 |
選手交代
分 | OUT | IN |
57 | 小泉尚寛 | 竹内拓夢 |
62 | 古川泰士 | 出射令雄 |
69 | 荒拓也 | 石丸泰大 |
86 | 箕輪統 | 内田龍吾 |
90+3 | 谷晃輔 | 伊藤真士 |
戦評
東京都大学サッカーリーグ延期分第16節、相手は東京工業大学。順位は10位に沈んでいるが、前回対戦時は終盤の得点でなんとか勝利した難敵である。東大は、MF古川(3年・農)が今季初先発。また頼れる副将・八代(3年・法)が先発イレブンに待望の復帰を果たした。
立ち上がりは、お互いに大きなボールを蹴り合い、オープンな展開が続く。なかなかチャンスの作れない東大であったが27分、積極的にドリブルを仕掛けた北川(2年・文二)のパスを受けた古川が相手DFを躱してクロス。トラップで相手を振り切った箕輪(4年・経)のシュートは惜しくもゴールの右に外れる。31分には東工大にクロスから決定機を作られるものの、八代が体を張った守備でなんとか危機を乗り切る。そんな中34分、1人を剥がした古川の縦パスに荒(1年・文二)が反応しクロスを上げる。低弾道の素早いクロスに谷(2年・文二)が合わせるが、これも枠外。東大は徐々に攻撃のペースを掴み始め、41分には北川がヘディングシュート、45分には古川がミドルシュートを放つも前者は相手DFの好守備に、後者はポストに弾かれる。東大の流れのまま前半は終了した。
東大は、HTに多少の修正を加え後半に臨んだ。修正は功を奏し、後半5分には谷のパスにダイレクトで箕輪が合わせる決定機。しかしこれもポストに嫌われる。なんとしても得点を取りたい東大は、12分に竹内(3年・経)、18分に出射(4年・教育)を投入し、攻撃のさらなる修正を図る。とはいえ、先制点を奪いたいのは東工大も同じ。19分には茅野が個人突破から鋭いシュートを放ち、東大ゴールに迫る。守備の時間も増える東大であったが、上原(2年・文三)、八代、兒玉(3年・工)を中心とした守備陣が粘り強い守備を見せ、ゴールを破らせない。そんな中39分、東大に待望の先制点が生まれる。左サイドで箕輪のパスを受けた三谷(3年・法)がミドルシュートを放ち、これはバーに弾かれるも、ボールを拾った北川のパスに竹内がクロス。これに谷がヘディングで合わせ、ネットを揺らす。クロスも采配もドンピシャで当たった最高の得点で勝負あり。その後は危なげなく東大が逃げ切った。
順位が確定している状態での難しい試合であったが、「意地」を見せてなんとか勝ち切った東大。次節は今季最終戦、相手はリーグ1位に君臨する大東文化大学。上位決戦を制し、有終の美を飾ると共に、来シーズンに向けての良い準備としたい。
(文責:高橋駿平)