第8回石丸サッカー放浪記

¡Hola!

スペイン人夫婦の家に居候中の石丸です

8回目を迎える放浪記も今回からいよいよヨーロッパに入ります

インドの次はトルコへ行きました

イスタンブールを目指し、アジアサイドからヨーロッパサイドへボスポラス海峡をフェリーで渡った時の感動は忘れられません

今回はアジアからヨーロッパに入って感じた変化について3点触れていこうと思います

① 生活水準の高さ

東南アジア、南アジアで途上国の生活に慣れ始めていたこともあり、ヨーロッパの生活水準の高さに驚かされました

とは言っても、道が綺麗に整備されてること、水道水が飲めること、空気が綺麗なこと、しつこい物売りがいないこと、といった日本では当たり前なことなのですが

一度、途上国での生活の一部を体験したからこそ得られた新鮮な感覚でした

使い古されたような表現ですが、当たり前のことの有り難みを身に染みて感じました

日本のような豊かな国で生きられることの幸せを知らないことほど不幸なことはない

とか思ったほどに

とは言うものの慣れというのは怖いもので、最初は綺麗な街並みやストレスの少ない暮らしに感動し街を歩くだけでウキウキしていましたが、日が経つにつれてその感覚も薄れてしまっているのが正直なところ

往々にして、当たり前に存在していることの幸せさは失ってみて初めて痛感するものですが、そうした存在の有り難みを失う前から普段から意識できるようになりたい、とぼんやりと感じました

命があることにすら喜びや幸せを見出せたら人生豊かになりそうだな

② 観光客への対応

先に述べたように、ヨーロッパに着いてからしばらく感じていた心地よさも慣れがくると新鮮さも失われ単調に感じられてきました

そればかりか、人との交流の機会が少なくなったことにもの寂しさを覚え始めていました

アジアにしてもヨーロッパにしても観光地に人は集まりますが、アジアでは物売りの人も住民も観光客に対して積極的に接触を試みてきますが、ヨーロッパではそれが多くありません

アンコールワットに一人で行けば老若男女の物売りに囲まれるが、エッフェル塔を前にしても誰にも相手にされず、ただ展望台への入場ゲートとお土産屋さんが用意されている

簡単に言うとそんな感じ

少し前までは面倒に感じられていたアジアの物売りが少し恋しく思えてきました

③物価の高さ

ヨーロッパに入ってから1番深刻な問題が物価の高さ

日本と同じか少し高いくらいなのですが、アジアの途上国での金銭感覚が身に付いていたので、なにをするにしても高く感じられます。感覚的に5倍くらいに跳ね上がった感じです

そして、単純に生活が大変という、、

ドイツからベルギーへ移動するタイミングがあり、値段を調べてみたところ、、、

電車で約10000円

アジアでは1000円以上を出すことも滅多になかったのに、桁が2つも上がり途方に暮れました

お金は使いたくないし、でも移動したいし、人との交流の少なさにもの寂しさを抱いていたし、、という超傲慢な欲望から選んだ手段が

ヒッチハイク

カンとノリで大通り沿いのガソリンスタンド付近を選びヒッチハイクを開始しました

ヒッチハイク経験はあったとは言え、海外で1人でするのは初めて。それも場所も適当に選んで、過ぎ行く車のドライバーの嘲笑(それより怖いのは無表情)にメンタルをえぐられ、拾ってもらえるまで何時間かかることか、と怯えていたところ

開始10分、中国人男性の運転する一台の車が止まってくれました

目的地を伝えたところ、なんと目的地まで一発で連れて行ってくれるとのこと

さすがに驚き、「どこに行く予定だったの?、時間は大丈夫なのか?」と尋ねたところ、返ってきたのが

“I have nothing to do”

仕事が休みで暇だったからドライブをしていたらしい

ということで、キックオフ早々満塁ホームランが飛び出し、すぐに目的地へ到達

速度制限の無いドイツの高速道路はとても爽快で、150kmほどの道のりを1時間ちょいで走りきりました

そしてその目的地はベルギー、シントトロイデンでした!

とても歴史を感じさせる綺麗で静かな町でした

シントトロイデンと言えば、昨シーズン日本代表冨安選手が所属していたことが印象的です。そしてその他にも日本人選手が数人所属しており、やけに日本人選手が多いな、と感じていました

ですが実はそれには訳がありました

ベルギーリーグのチームであるシントトロイデンですが、日本企業のDMMが買収していたのです

日本人が運営するヨーロッパのサッカークラブ

ここに訪れたのは、この異色のクラブを知るためでした

到着してからの話は次回書こうと思います

サッカーに関係のない話がメインの回が続いてしまって恐縮ですか、次回以降少しペースを上げてヨーロッパサッカーについて書いていけたらな、と思います

ヨーロッパでは主に本場のサッカーの魅力、そしてそれを取り巻く経済環境、そしてそこに関わる日本人というところに注目して数地域を歴訪していました

相変わらず素敵な出会いと多くの人の親切に助けていただいているおかげで充実した日々を過ごせています

日本企業がシントトロイデンを運営することについてはこちらの記事でよく説明されてるのでもしよかったら読んでみてください

シント=トロイデン立石CEOが明かす、欧州クラブ経営の2つの鍵【#SBS欧州 現地レポート①】

2019年10月30日

One thought on “第8回石丸サッカー放浪記

  1. 長旅ご苦労さまです。
    ヒッチハイクの旅をスタートした当初か
    ら記事拝見しています。
    大学1年の頃だった20年前の自分に見せたいくらい、とても充実した日々を送られていると思います。
    正直羨ましい…。
    おじさんにとって、あなたの日々の生活がキラキラと輝いているようにしか見えません。
    成功も失敗も何でもありの大学生。
    チャレンジするハードルがそそり立つ壁のように大きくなるおじさんとは異なり、
    目にする、口にする、体験する全てがあなたの心に体に響いていくのを綴られる文字を追いながら感じています。
    シントトロイデンでの体験、どんなだったのかなぁ…
    なぜ、シントトロイデンなのか、なぜベルギーなのかではなくて
    なぜ、DMMというサッカーと無関係な企業が、日本でも、アジアでもないヨーロッパのチームを買収したのか、
    日本の若手選手、ユース選手、そしてコーチをなぜ下部組織で育てないのか…
    ヨーロッパにはなぜ下部リーグにはクラブハウスや整備されたグランドがなくても、あれだけの誇りのあるチャントを歌うサポーターが多いのか…。
    日本と欧州のサッカーの差なのかって勝手に思います。
    これからの活躍祈ってます。

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