東京都大学サッカーリーグ1部第14節
2019年9月15日(日) 14:40KO
＠東京大学農学部グラウンド
| 東京 | 0 | 0 – 1 | 2 | 山梨学院 |
|---|---|---|---|---|
| 0 – 1 | ||||
| 得点 |
(10分) (74分) |
|||
| 警告 | ||||
| 退場 | ||||
スタッツ
| 東京 | 項目 | 山梨学院 |
| 6 | シュート | 14 |
| 14 | GK | 10 |
| 2 | CK | 4 |
| 18 | 直接FK | 8 |
| 2 | 間接FK | 2 |
| 2 | オフサイド | 1 |
| 0 | PK | 0 |
スターティングメンバー
| 位置 | 番号 | 選手名 |
| GK | 1 | 染谷大河 |
| DF | 5 | 内倉慈仁 |
| DF | 4 | 大谷拓也 |
| DF | 12 | 杉山亮 |
| DF | 17 | 松波亮佑 |
| MF | 10 | 白藤優 |
| MF | 8 | 中村知朗 |
| MF | 13 | 細井隼 |
| MF | 11 | 松本周平 |
| MF | 27 | 高宮秀徳 |
| FW | 9 | 和田爽 |
サブメンバー
| 位置 | 番号 | 選手名 |
| GK | 21 | 満永達彦 |
| DF | 2 | 松坂大和 |
| DF | 3 | 槇憲之 |
| DF | 6 | 吉本理 |
| MF | 7 | 中村紳太郎 |
| MF | 16 | 大矢篤 |
| MF | 19 | 出射令雄 |
選手交代
| 分 | OUT | IN |
| 72 | 和田爽 | 中村紳太郎 |
| 79 | 松波亮佑 | 吉本理 |
| 79 | 大谷拓也 | 槇憲之 |
| 82 | 高宮秀徳 | 大矢篤 |
ハイライト
戦評
前節勝ち点3を積み上げこのまま波に乗りたい東大、今節の相手はここまで6連勝中と勢いにのる現在首位の山梨学院大学。新たなホーム、農学部グラウンドに響く応援の声を受け、チーム全員で連勝を目指す。
試合開始後、前線からの早いプレッシャーで圧を高めてくる山梨学院に対し、東大は主将内倉(3年・農)と副将大谷(3年・法)を中心に後ろからしっかりとプレスラインを切って前進していく。前半5分、プレスを外してサイドに展開し、ア式の韋駄天こと松本周(3年・工)がドリブルを仕掛けペナルティエリア脇でFKを獲得。これを中村知(3年・文)が蹴り、そのこぼれ球を松本周がヘディングで狙うが惜しくも枠をとらえられない。この後も東大の攻勢が続くが、前半10分、ビルドアップのミスでボールを奪われるとそのまま崩され失点してしまう。これまでいい流れで試合を運んでいただけに悔やまれる失点となった。しかしすぐに切り替え、また丁寧にボールを繋いでいく東大イレブン。17分にはこの日スタメンに復帰した細井(4年・工)のヒールパスをア式の心臓こと白藤(4年・工)が受けサイドに展開、これを受けた高宮(3年・工)が素早くクロスを上げるがゴールラインを割る。その後も松本周のドリブル突破からのシュートや中盤の数的優位を生かしたパス交換でチャンスを作っていくものの決定力を欠く。逆に相手の早いカウンターを受けるが、DF陣や守護神染谷(2年・文2)を中心に追加点を許さずこのまま前半終了。
ハーフタイム、ヘッドコーチの山口遼から後半もやるべきことを変えずに恐れずチャレンジして得点を狙おうと指示が飛ぶ。後半集中が切れて内容のないゲームにしてしまっては全く意味がない。ゲーム内でさらに成長すべく後半に臨む。
後半開始後、迫力のある攻撃で山梨学院に押し込まれる時間が増えるが、粘り強い守備で得点を許さない。徐々に東大も攻勢を強め、17分には高宮と中村知がテンポのいいパスワークで松波(1年・理1)へ繋ぎクロスを上げるも相手キーパーに阻まれる。21分にはまたも松波が細井、中村知と連続ワンツーで一気に前進すると高宮へスルーパス、高宮から和田(3年・農)へ繋がるとシュートを放つがゴールライン上でクリアされてしまう。綺麗な流れからシュートまで持ち込んだシーンだったがまたも決定力を欠いた。27分には和田に変えて中村紳(4年・工)を1トップで起用して機動力を高める東大であったが、29分に自陣でボールを奪われると鋭いショートカウンターで失点。一瞬の隙を突かれ手痛い追加点を許してしまった。反撃を狙うべく34分には大谷に変えて槇(4年・工)、松波に変えて吉本(4年・工)を投入する。その後もスタイルは変えず、ポジショニングで位置的優位をとり、相手のプレスラインを切り続け、松本周や変わって入った大矢(1年・文2)のドリブル突破などサイドをいかした攻撃を続けるが待望のゴールは生まれず、無情にも試合終了の笛が鳴り響いた。
90分を通してやりたいサッカーはできたものの、フィニッシュの部分で力の差が出た試合となりました。どんなに綺麗にボールを運んでも最後の質が低いと全く無意味。次節以降さらにゴールへの意識を持って貪欲に得点を狙っていきます。次節の相手は帝京大学。同じく残留を争う、絶対に負けられない相手です。また1週間強い気持ちで練習に励み、残り4節一戦必勝で残留を掴み取るべくチーム全員で頑張って参りますのでこれからも熱い応援よろしくお願いします。
文責: 3年 中村知