東京都大学サッカーリーグ1部第22節
2021年10月27日(日) 18:30KO
試合速報(Player!) マッチデープログラム
東京 | 0 | 0 – 1 | 1 | 大東文化大学 |
---|---|---|---|---|
0 – 0 | ||||
得点 | 10番(37分) | |||
4番(55分) | 警告 | 90+4分 | ||
退場 |
スタッツ
東京 | 項目 | 大東文化大学 |
8 | シュート | 23 |
9 | GK | 5 |
4 | CK | 6 |
2 | FK | 5 |
0 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
スターティングメンバー
位置 | 番号 | 選手名 |
GK | 1 | 染谷大河 |
DF | 3 | 吉岡泰生 |
DF | 4 | 内田龍吾 |
DF | 5 | 八代快 |
MF | 6 | 松波亮佑 |
MF | 8 | 三谷深良惟 |
MF | 10 | 出射令雄 |
MF | 13 | 杉山亮 |
MF | 19 | 茶谷晋伍 |
MF | 28 | 谷晃輔 |
FW | 33 | 北川孟 |
サブメンバー
位置 | 番号 | 選手名 |
GK | 31 | 兒玉寛俊 |
DF | 2 | 竹内拓夢 |
DF | 11 | 石丸泰大 |
MF | 17 | 伊藤真士 |
MF | 20 | 箕輪統 |
MF | 2 | 石川大貴 |
FW | 30 | 吉本章 |
選手交代
分 | OUT | IN |
HT | 茶谷晋伍 | 吉本章 |
68 | 谷晃輔 | 伊藤真士 |
86 | 松波亮佑 | 石丸泰大 |
戦評
10月27日に東京都大学サッカーリーグ第22節が行われ、東大ア式は暫定12位につける大東文化大学と対戦した。1部リーグ残留に向けて絶対に勝点3が欲しいこの一戦で、東大は好調の茶谷(4年・法)を起用し、攻守ともにアグレッシブなサッカーを目指した。 セカンドボールをうまく回収し、前半2分には北川(1年・文二)の突破から茶谷へマイナスのクロスが、前半8分には北川の折り返しがファーで待つ谷(1年・文二)へ入るなど、序盤から決定的なシーンを多く作り出せていた東大。これに対し大東は、東大にボールを握らせつつ、じっくりブロックを作って構えるというスタンスでゲームを進めていく。実際、前半22分には東大のビルドアップのミスを拾って素早いカウンターを仕掛けてくる。5枚の最終ラインから積極的に人を出してくる大東の守備に対して攻略の糸口が掴めないまま、ついに前半36分、ゲームが動く。染谷(4年・教養)のロングパスを拾った大東が素早くショートカウンターを発動。最後はサイドに流れた相手シャドーのクロスをファーで押し込まれ、大東に先制を許す。その後はラインを高くしてプレスの圧を高めてくる大東にビルドアップの芽を摘まれ、効果的な前進ができないまま前半を折り返す。
負けられない東大は後半から吉本(1年・理一)を投入し、攻撃の活性化を狙う。一方の大東は前半と同じく守備ブロックを作って構えながらも、時にはプレスをかけて一対一のデュエルに持ち込もうとする。東大はビルドアップの不安を解消できないまま、大東のカウンターに晒され、後半2分、16分と立て続けにあわやというシーンを作られる。しかしこれを染谷や内田(3年・医)の体を張った守備でなんとか防ぐ。最終ラインのビルドアップに積極的にプレスをかけてくる大東に対して、よりダイレクトな攻撃で主導権を握ろうとする東大は後半23分、谷に代えてスピードとインテンシティのある伊藤(3年・法)を起用し、巻き返しを図る。しかし相手の高い最終ラインに阻まれ、セカンドもあまり回収できないまま時間だけが進み、そのまま0-1で敗戦。
中二日という過密スケジュールの中で最後まで球際を激しく闘いながらも、思ったようにボールを保持できないまま5バックの牙城を崩せず悔しい敗戦となってしまった東大。この反省を活かし、残る2試合ではボールと共に戦うという東大らしいサッカーを披露して欲しい。
写真一覧