リーグ戦第10節vs大東文化大学

東京都大学サッカーリーグ1部第10節

2021年6月13日(日) 12:30KO

試合速報(Player!)  マッチデープログラム
東京 1 0 – 1 1 大東文化
1 – 0
(81分) 三谷深良惟 得点 (16分)
警告 (53分)

(58分)

  退場
スタッツ
東京 項目 大東文化
9 シュート 20
10 GK 11
2 CK 4
10 直接FK 15
0 間接FK 0
0 オフサイド 0
0 PK 0
スターティングメンバー
位置 番号 選手名
GK 1 染谷大河
DF 3 吉岡泰生
DF 5 八代快
MF 6 松波亮佑
MF 7 大矢篤
MF 8 三谷深良惟
MF 10 出射令雄
MF 13 杉山亮
MF 19 茶谷晋伍
FW 9 松山樹立
FW 33 北川孟
サブメンバー
位置 番号 選手名
GK 21 笹森貫佑
DF 2 竹内拓夢
DF 4 内田龍吾
MF 14 西澤吉平
MF 17 伊藤真士
MF 28 谷晃輔
FW 18 久野健太
選手交代
OUT IN
70分 北川孟 谷晃輔
79分 松山樹立 竹内拓夢
91分 出射令雄 久野健太
94分 三谷深良惟 西澤吉平
戦評

東京都1部リーグ第10節は、大東文化大学との一戦。ここまで両チームとも苦戦しており何としても勝利が欲しい試合。東大は前節に引き続き前線に松山(4年・農)、北川(1年・文二)を起用。大矢(3年・経)と出射(3年・教育)は久々の先発出場となった。大東文化大学も従来の5バックから4バックに変更するなど変化を加えてきた。

アグレッシブに試合に入った東大は前半3分、いきなりチャンスを迎える。松波の縦パスを大矢がスルーし杉山(3年・経)が右サイドに抜け出す。右足のクロスはニアに走り込んだ松山へ。あと一歩で合わなかったものの良いスタートを切る。その後も積極的な守備から主導権を握りつつあるかに見えたが、16分、相手GKからのロングフィードが右SBに渡り、カットインから左足を振り抜かれ被弾。相手を讃えるべき見事なシュートであったが、東大としては良い入りをしていただけに悔やまれる失点であった。それでも東大はGK染谷(4年・教養)も積極的に関わりながら松波(3年・工)、出射を中心にビルドアップを試みチャンスを窺う。相手がある程度構えて守備をし始めたためボールを保持する時間は増えたが、なかなか決定機は作り出せない。0-1のまま前半を折り返した。

後半に入っても、東大は後方から丁寧にボールを繋ぎゴールを目指すが、さらに守備を固める相手に対しチャンスを作ることは容易ではなかった。時間が経つにつれ、疲労からかパスにも狂いが見られるようになり、相手のカウンターやセットプレーも増えてくる。前節まではセットプレーからの失点が目立ち、この試合でも前半から数多く狙われていたものの、全員が集中しピンチを乗り切り続けた。そんな中25分、北川に変えて谷(1年・文二)を投入し攻撃の活性化を図る。すると直後の27分、谷の守備から松山へパスが渡りシュート。惜しくもキーパーに阻まれるが得点への機運が高まる。続く36分、吉岡(4年・経)の運びから茶谷(4年・法)、出射と細かくパスが繋がり、谷へスルーパス。裏へ抜け出した谷の折り返しを三谷(2年・文一)が押し込みついに同点に追いつく。チームの今季2点目は相手の守備を崩し切ったファインゴールだった。勢いに乗った東大はその後も逆転を目指し攻勢をかけ続けるが、そのまま試合終了。1-1での引き分けに終わった。

前節までに比べると試合内容は改善しただけに勝利が欲しかった試合であった。しかし、先制された後に1点を返し勝ち点を奪ったことは次の試合につながる上、長いシーズンを見据えれば大きな意味を持つ可能性もある。また、新たな戦力も存在感を見せ始め、攻守両面で得た収穫はかなり大きい。ここからさらに成長し続け、逆襲を期待したい。
(文責:松尾)

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