東京都大学サッカーリーグ1部第10節
2021年6月5日(土) 11:00KO
試合速報(Player!) マッチデープログラム東京 | 0 | 0 – 3 | 3 | 亜細亜 |
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0 – 0 | ||||
得点 | (31分) (36分) (47分) |
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警告 | ||||
退場 |
スタッツ
東京 | 項目 | 亜細亜 |
4 | シュート | 15 |
15 | GK | 7 |
3 | CK | 3 |
7 | 直接FK | 11 |
5 | 間接FK | 0 |
5 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
スターティングメンバー
位置 | 番号 | 選手名 |
GK | 1 | 染谷大河 |
DF | 3 | 吉岡泰生 |
DF | 5 | 八代快 |
MF | 6 | 松波亮佑 |
MF | 8 | 三谷深良惟 |
MF | 13 | 杉山亮 |
MF | 14 | 西澤吉平 |
MF | 17 | 伊藤真士 |
MF | 19 | 茶谷晋伍 |
FW | 9 | 松山樹立 |
FW | 33 | 北川孟 |
サブメンバー
位置 | 番号 | 選手名 |
GK | 31 | 兒玉寛俊 |
DF | 2 | 竹内拓夢 |
DF | 4 | 内田龍吾 |
MF | 7 | 大矢篤 |
MF | 10 | 出射令雄 |
MF | 11 | 石丸泰大 |
MF | 28 | 谷晃輔 |
選手交代
分 | OUT | IN |
HT | 西澤吉平 | 出射令雄 |
HT | 伊藤真士 | 谷晃輔 |
64 | 三谷深良惟 | 大矢篤 |
84 | 北川孟 | 石丸泰大 |
89 | 吉岡泰生 | 内田龍吾 |
戦評
東京都1部リーグ第9節は、東大と同じく2部から昇格した亜細亜大学との対戦となった。およそ1ヶ月ぶりのリーグ戦で、東大はLWGに北川(1年・文二)、LSBに茶谷(4年・法)、そしてCFに松山(4年・農)を先発起用。今季初勝利を目指す。
立ち上がりはお互いにロングボールを多用し落ち着かない展開となる。何本かフリーキックを与えてしまったが、そこを凌ぎ切ると徐々に東大がボールを持ち始めた。相手のロングボールを吉岡(4年・経)中心にDF陣が回収できるようになり、後方からのビルドアップを試みるシーンが増えていく。ところが、5-4-1でミドルブロックを敷く亜細亜の守備に対して効果的にボールを前に運ぶことがなかなかできず、結局給水タイムまでに放ったシュートは1本のみであった。給水後は相手のCKやロングスローが続き押し込まれる時間帯となる。そして前半30分、相手ボランチの縦パスを吉岡が処理しきれず、こぼれ球を流し込まれて失点。さらに35分にはCKからCBにヘディングを叩き込まれ、一気に2点差とされてしまう。その後の前半終盤は、松波(3年・工)や三谷(2年・文一)、西澤(3年・農)ら中盤の選手がパスを受ける回数が増え、相手を押し込んでいく。後半での逆転に向けて1点返したい東大であったが、前半終了間際に右サイドの突破を許してしまい、3点目を献上。試合を0-3で折り返す非常に苦しい展開となった。
流れを変えたい東大は出射(3年・教育)と谷(1年・文二)を後半から投入。巻き返しを図る。すると後半5分、出射が相手PA付近でファールをもらいFKを獲得。これを杉山(3年・経)が直接狙うがわずかに枠の上にそれる。後半は、3点リードした亜細亜がプレッシャーを弱めたことや出射が積極的にビルドアップに関与したことから東大がボールを握る時間が増えていった。64分には大矢(3年・経)を投入し攻撃の活性化を図るが、なかなかゴールには迫れない。決定的なシーンを作れないまま時間が経過していき、0-3のまま試合は終了。今季初勝利はお預けとなった。
およそ1ヶ月ぶりのリーグ戦は、昨季同じ舞台で戦った相手に完敗という結果に終わってしまった。攻守両局面で露呈した課題にきちんと向き合い、ひとつずつ改善していくしか道はない。1年生ながら好パフォーマンスを披露した北川と谷には今後のさらなる活躍が期待される。しかし、チームの立て直しには上級生の奮起が不可欠だろう。この悔しさをバネに、次節こそ勝利を。
(文責:中山)