 
															試合日程
関東大学サッカーリーグ戦 東京・神奈川1部
第16節
VS日本大学文理学部
9/7(日) 14:30
@御殿下グラウンド
東京メトロ丸の内線「本郷三丁目」駅より徒歩10分
東京メトロ南北線「東大前」駅より徒歩10分
直近5試合の成績
| リーグ戦第15節 | 0-3 | 桜美林大学 | 
| リーグ戦第14節 | 1-1 | 大東文化大学 | 
| リーグ戦第13節 | 2-1 | 成蹊大学 | 
| リーグ戦第12節 | 5-1 | 朝鮮大学校 | 
| リーグ戦第11節 | 1-0 | 玉川大学 | 
直近の対戦成績
| 2025.5.3(日) | 第5節[H]0△0 | 
| 2024.7.14(日) | 第14節[H]2●3 | 
2025年度第3回関東大学サッカーリーグ東京・神奈川1部第16節
2025年9月7日(日)14:30KO
| 東京 | 1 | 0 – 1 | 2 | 日大文理 | 
|---|---|---|---|---|
| 1 – 1 | ||||
| 62分 10 河島 | 得点 | 23分 10番 99分 20番 | ||
| 30分 4 池澤 | 警告 | |||
| 退場 | ||||
スタッツ
| 東京 | 項目 | 日大文理 | 
| 9 | シュート | 18 | 
| 6 | CK | 3 | 
| 10 | FK | 14 | 
| 1 | オフサイド | 1 | 
| 0 | PK | 1 | 
スターティングメンバー
| 位置 | 番号 | 選手名 | 
| GK | 13 | 丸山 凱智 | 
| DF | 4 | 池澤 健剛 | 
| DF | 28 | 安藤 颯馬 | 
| DF | 6 | 宮川 旭 | 
| MF | 8 | 岡部 惇貴 | 
| MF | 10 | 河島 誠二郎 | 
| MF | 14 | 髙木 勇仁 | 
| MF | 27 | 岡田 詠 | 
| MF | 36 | 鈴木 武尊 | 
| MF | 37 | 馬渕 太我 | 
| FW | 32 | 長谷川 泰斗 | 
サブメンバー
| 位置 | 番号 | 選手名 | 
| GK | 1 | 里見 悠成 | 
| MF | 3 | 荒 拓也 | 
| MF | 16 | 花岡 大楽 | 
| MF | 18 | 馬屋原 翔 | 
| FW | 9 | 田島 誠志郎 | 
| FW | 19 | 大谷 遼一 | 
| FW | 22 | 大西 達也 | 
| FW | 30 | 橋本 大輝 | 
| FW | 33 | 頼経 智希 | 
選手交代
| 分 | OUT | IN | 
| 51 | 36 鈴木武尊 | 19 大谷遼一 | 
| 51 | 28 安藤颯馬 | 30 橋本大輝 | 
| 75 | 14 髙木勇仁 | 9 田島誠志郎 | 
| 84 | 32 長谷川泰斗 | 22 大西達也 | 
戦評
関東大学サッカーリーグ戦 東京・神奈川 1部 第16節。東京大学は日本大学文理学部と対戦した。今シーズン、ここまで勝利の無いア式にとって、この一戦は残留に向けて絶対に落とせない試合だ。3年生以下のフレッシュな9人が先発し、好調日大文理を御殿下グラウンドで迎え撃った。試合は立ち上がりから東大が主導権を握る。中盤の宮川(農・4年)を中心にボール保持を安定させると、ロングボールに抜け出した河島(工・3年)が果敢にゴールに襲い掛かる。一方守備ではチーム全体が連動し、組織的なブロック守備で相手の侵入を完璧に無効化。決定的なシュートを打たせることなく、東大のペースで試合は進んだ。
しかし、前半23分。一瞬の気の緩みが命取りとなる。ドロップボール明け、チーム全体の動きが止まった瞬間。相手に左サイドを突破されると、すかさずクロスを上げられ、ボールはファーサイドでフリーになっていた相手の10番の下へ。あっけない形で先制点を許してしまう。
失点後、一気に重い雰囲気に包まれた東大だが、攻撃の手は緩めない。その後もボールを支配し続け、同点ゴールを狙うも、相手の堅い守備を崩すことができず、1点ビハインドのまま前半を終えた。後半も東大ペースは変わらない。後半6分に投入された橋本(理二・4年)の豊富な運動量と鋭い飛び出しから、東大は幾度となく決定機を作り出す。
そして迎えた後半17分。前線からハイプレスをかけた東大は、相手CBのミスを見逃さず、長谷川(文一・1年)がボールを奪取。そのままドリブルで持ち運び、ペナルティエリア手前で待つエース河島(工・3年)へパスを送る。河島はこれを冷静にゴール右隅に突き刺し、待望の同点ゴール!試合を振り出しに戻した。
勢いに乗る東大は、決勝点を奪うべく猛攻を仕掛ける。しかし、日大文理の粘り強い守備に阻まれ、時間が刻々と過ぎていく。誰もがこのまま引き分けで終わるかと思った、後半アディショナルタイム。東大の攻撃をしのいだ日大文理がカウンターを発動。自陣深くまで押し込まれると、焦りからファウルで止めてしまう。このフリーキックから、一度は跳ね返したこぼれ球を拾われ、再びクロスを上げられる。このボールが味方の手に当たり、まさかのハンドの判定でPKに。これを相手に冷静に決められ、直後に試合終了のホイッスル。試合を通じて圧倒的に支配しながらも、一瞬の隙と不運な判定に泣き、勝ち点3を逃した東大。強固なブロック守備と攻撃の連動性は今後に繋がるものだが、最後の最後で訪れた不運な失点は大きな課題を残した。しかし、内容では相手を圧倒したことは事実。この悔しさをバネに、次節での勝利を期したい。
