 
															試合日程
関東大学サッカーリーグ戦 東京・神奈川1部
第17節
VS学習院大学
9/14(日) 17:00
@御殿下グラウンド
東京メトロ丸の内線「本郷三丁目」駅より徒歩10分
東京メトロ南北線「東大前」駅より徒歩10分
直近5試合の成績
| リーグ戦第16節 | 2-0 | 桜美林大学 | 
| リーグ戦第15節 | 3-4 | 大東文化大学 | 
| リーグ戦第14節 | 1-0 | 成蹊大学 | 
| リーグ戦第13節 | 2-1 | 朝鮮大学校 | 
| リーグ戦第12節 | 0-2 | 玉川大学 | 
直近の対戦成績
| 2025.5.6(火) | 第6節[A]2●4 | 
| 2024.9.8(日) | 第17節[A]0●1 | 
2025年度第3回関東大学サッカーリーグ東京・神奈川1部第17節
2025年9月14日(日)17:00KO
| 東京 | 1 | 1 – 1 | 2 | 学習院 | 
|---|---|---|---|---|
| 0 – 1 | ||||
| 1 | 得点 | 2 | ||
| 3 | 警告 | 0 | ||
| 1 | 退場 | 0 | ||
スタッツ
| 東京 | 項目 | 学習院 | 
| 2 | シュート | 9 | 
| 1 | CK | 7 | 
| 9 | FK | 13 | 
| 1 | オフサイド | 0 | 
| 0 | PK | 0 | 
スターティングメンバー
| 位置 | 番号 | 選手名 | 
| GK | 13 | 丸山 凱智 | 
| DF | 4 | 池澤 健剛 | 
| DF | 28 | 安藤 颯馬 | 
| MF | 3 | 荒 拓也 | 
| MF | 6 | 宮川 旭 | 
| MF | 8 | 岡部 惇貴 | 
| MF | 10 | 河島 誠二郎 | 
| MF | 14 | 高木 勇仁 | 
| MF | 36 | 鈴木 武尊 | 
| MF | 37 | 馬渕 太我 | 
| FW | 32 | ⻑谷川 泰斗 | 
サブメンバー
| 位置 | 番号 | 選手名 | 
| GK | 1 | 里見 悠成 | 
| MF | 16 | 花岡 大楽 | 
| MF | 27 | 岡田 詠 | 
| FW | 9 | 田島 誠志郎 | 
| FW | 11 | 陶山 大晴 | 
| FW | 19 | 大谷 遼一 | 
| FW | 22 | 大⻄ 達也 | 
| FW | 30 | 橋本 大輝 | 
| FW | 33 | 頼経 智希 | 
選手交代
| 分 | OUT | IN | 
| 60 | 28 安藤 颯馬 | 11 陶山 大晴 | 
| 64 | 10 河島 誠二郎 | 22 大⻄ 達也 | 
| 69 | 36 鈴木 武尊 | 19 大谷 遼一 | 
| 78 | 14 高木 勇仁 | 30 橋本 大輝 | 
| 83 | 37 馬渕 太我 | 33 頼経 智希 | 
戦評
関東大学サッカーリーグ東京・神奈川1部第17節。東京大学の相手は学習院大学。ゴールデンウィーク中日の前期対戦では、東大は雨の中で2-4と敗れており、今季のターニングポイントとなった一戦だった。その相手を、今度は残留を懸けた負けられない状況でホームに迎え撃つ。前節は今季初めてベンチから試合を見つめることとなった主将・荒(4年・経)、そして待望の今季初ゴールを決めたエース・河島(3年・工)らが先発に名を連ねた。
試合は序盤から動く。前半10分、池澤(2年・理一)のロングボールから敵陣深くでスローインを獲得。安藤(2年・理一)のロングスローに最後は池澤が詰め、先制点を奪った。今季の東大の新たな武器となっている”飛び道具”が、この大一番で大きな威力を発揮した。これにはセットプレー分析を担う井筒コーチ(4年・経)も思わずにんまりしたに違いない。 その後は学習院がボール保持を高めるも、東大はミドルゾーンに守備ブロックを敷いて決定機を与えず、敵陣で時間をうまく使いながら相手を焦らす展開に。1点リードのまま前半のクーリングブレイクを迎える。だがブレイク明け、東大の守備に順応し始めた学習院が攻勢を強める。前半34分、東大が相手クリアを拾って二次攻撃に転じようとしたところ、不運にもバックパスが攻め残っていた相手FWへのプレゼントパスに。東大DFが懸命に戻るも間に合わず、同点弾を許してしまう。 勢いに乗った学習院はさらに攻撃を畳みかける。前半38分には東大の右サイドを突破しクロス、こぼれ球をミドルシュート。45分にも今度は左サイドを突破しクロスからディングシュート。いずれも枠を外したが、テンポの良い攻撃でサイドを突破しチャンスを作り出す。試合は1-1でハーフタイムへ。
後半、両チームとも修正を施してピッチに戻る。学習院は中盤を一枚入れ替え、東大ブロックの攻略に着手。後半4分には右サイド突破から鋭いクロスを入れるが、馬渕(1年・文二)がブロックする。一方の東大も後半15分に陶山(4年・医)を投入し勝機を探る。後半16分、敵陣でボールを回収すると陶山に託すが、ここは相手DFが上回る。 お互いに追加点の機運が高まる中、一歩前に出たのは学習院大学だった。後半17分、東大のスローインを奪うと素早いカウンター。2対2の状況から東大DFが一枚剥がされ、数的不利の中で追加点を献上する。再び隙を突かれる形での失点。このわずかな好機を確実に得点へ変える決定力こそ、学習院の強さの象徴であった。 反撃を期した東大だったが、後半38分に宮川(4年・農)が二枚目のイエローで退場となり苦境に立たされる。それでも下を向くものはおらず、ピッチ内外から鼓舞の声が響いた。後半43分、長谷川(1年・文一)が右サイドを突破してクロス。途中出場の大西(3年・工)が飛び込むも、シュートはクリーンヒットせず相手GKに阻まれる。最大の同点機も逃し、試合はそのまま1-2で終了した。
この敗戦により、残留争いはさらに厳しい状況となった。客観的に見れば望みは薄い。それでも可能性がゼロになるまで諦めるわけにはいかない。最後まで戦い抜く――。試合終盤の姿には、その気迫が確かに表れていた。 Nunca nos rendimos.
