東京都サッカートーナメント第2回戦
2021年11月21日(日) 16:00KO
試合速報(Player!)東京 | 1 | 1 – 3 | 4 | 國學院大學 |
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0 – 1 | ||||
(40分)14番西澤 | 得点 |
(10分)9番 (33分)9番 (44分)6番 (53分)23番 |
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警告 |
(35分)1番 (84分)23番 (89分)20番 |
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退場 |
スタッツ
東京 | 項目 | 國學院大學 |
12 | シュート | 22 |
11 | GK | 5 |
6 | CK | 8 |
14 | FK | 6 |
1 | オフサイド | 3 |
0 | PK | 0 |
スターティングメンバー
位置 | 番号 | 選手名 |
GK | 1 | 兒玉寛俊 |
DF | 2 | 竹内拓夢 |
DF | 5 | 八代快 |
MF | 3 | 杉山亮 |
MF | 6 | 松波亮佑 |
MF | 9 | 三谷深良惟 |
MF | 10 | 出射令雄 |
MF | 11 | 石丸泰大 |
MF | 14 | 西澤吉平 |
MF | 17 | 伊藤真士 |
FW | 8 | 北川孟 |
サブメンバー
位置 | 番号 | 選手名 |
GK | 21 | 笹森貫佑 |
DF | 4 | 内田龍吾 |
DF | 23 | 上原真路 |
MF | 7 | 大矢篤 |
MF | 28 | 谷晃輔 |
MF | 27 | 水本龍志 |
FW | 30 | 吉本章 |
選手交代
分 | OUT | IN |
HT | 石丸泰大 | 谷晃輔 |
69 | 竹内拓馬 | 内田龍吾 |
76 | 西澤吉平 | 大矢篤 |
88 | 三谷深良惟 | 吉本章 |
戦評
東京都サッカートーナメント第2節、東京大学は國學院大學と対戦した。リーグ戦では0-0、0-1と勝利は掴めなかったものの、善戦した相手であり、今回こそは勝利したい相手だ。第1節で帝京大学に0-1で敗北し後のない東大は、FW石丸(3年・文三)を先発起用したほか、上原(1年・文三)が初のベンチ入りを果たした。
序盤から積極的にゴールを狙う東大。前半1分、キックオフ後のロングボールの流れから三谷(2年・文一)がミドルシュート。シュートは惜しくもバーを越えてしまったが、まずまずの立ち上がりを見せる。前半8分には、中央でドリブルした松波(3年・工)から、西澤(3年・農)、北川(1年・文二)へとテンポよくボールが繋がり、北川がカットインして右足でシュートを打つも、相手DFのシュートブロックに合う。東大ペースになるかと思われたが前半10分、國學院大7番RWGの熊田が東大左サイドの裏を取って上げたクロスに9番麻生が頭で合わせ國學院大先制。東大は一瞬の隙を突かれ、1点ビハインドという苦しい状況に置かれる。東大は先制された後はいい攻撃の形をほとんど作れず、國學院大のペースに。すると前半33分、國學院大はロングボールの競り合いを拾った麻生が東大DFを振り切り、自ら運んでシュート。このシュートが右ポストに当たってゴールイン。なんとか反撃したい東大は40分、相手の縦パスをカットした出射(3年・教育)が縦パスで西澤につけ、ボールを受けた西澤は左サイドの北川へ展開。北川が相手RSBとの一対一を完全に制し縦に突破、クロスを上げると合わせたのは西澤。学習院戦に続きまたしてもクロスから西澤がゴールを決め、東大は反撃の狼煙をあげる。このまま前半が終了するかと思われた44分、中盤でのボールロストから國學院大に鋭いカウンターアタックを受け、あっという間に失点。東大はペースを掴めないまま前半を1-3で折り返す。
流れを変えたい東大は、石丸に代えて後半から谷(1年・文二)を投入し、攻撃の活性化を図る。しかし、後半8分ロングボールで裏を取られると、左右に揺さぶられ最後は國學院大23番桶作にゴールを奪われる。3点ビハインドとなり後がなくなった東大はここから反撃を見せる。18分、相手のパスをカットした北川が相手陣地奥深くまで運び、こぼれ球を谷が左足でシュート。これは大きく枠の上に外れたが、徐々に東大は攻撃の形を作り始める。26分、相手CBのトラップミスを見逃さなかった三谷が自分で運んでシュートを打つも、相手GKの好セーブにあう。その1分後には谷が相手に体を当て奪ったボールをシュートするも、これもGKに止められる。39分にはCB八代(2年・文一)がルーズボールをスライディングで伊藤(3年・法)に繋ぎ、右サイドから伊藤が完璧なクロス。これに三谷がうまく頭で合わせるも、左ポストに嫌われ、ゴールならず。結局このまま試合は終了し、東大は1-4で敗北した。
この試合に敗北し、今シーズンが終了した東京大学。「個のクオリティ」という面で、力負けしてしまった印象だ。個の質を改善しつつ、今シーズンで山積したチームの課題も見直し、一つ一つ解決していくことで、来シーズンに向けて良い準備をしたい。