東京都大学サッカーリーグ1部第5節
2021年10月20日(水) 14:00KO
試合速報(Player!) マッチデープログラム東京 | 0 | 0 – 1 | 1 | 東京経済 |
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0 – 0 | ||||
得点 | 39番(71分) | |||
4番(59分) 3番(90+2分) 17番(90+4分) |
警告 | 16番(39分) | ||
退場 |
スタッツ
東京 | 項目 | 東京経済 |
15 | シュート | 12 |
8 | GK | 9 |
6 | CK | 3 |
1 | FK | 2 |
0 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
スターティングメンバー
位置 | 番号 | 選手名 |
GK | 1 | 染谷大河 |
DF | 3 | 吉岡泰生 |
DF | 4 | 内田龍吾 |
DF | 5 | 八代快 |
MF | 6 | 松波亮佑 |
MF | 8 | 三谷深良惟 |
MF | 10 | 出射令雄 |
MF | 13 | 杉山亮 |
MF | 28 | 谷晃輔 |
FW | 30 | 吉本章 |
FW | 20 | 箕輪統 |
サブメンバー
位置 | 番号 | 選手名 |
GK | 31 | 兒玉寛俊 |
DF | 2 | 竹内拓夢 |
MF | 7 | 大矢篤 |
MF | 11 | 石丸泰大 |
MF | 17 | 伊藤真士 |
MF | 19 | 茶谷晋伍 |
FW | 18 | 久野健太 |
選手交代
分 | OUT | IN |
72 | 吉本章 | 茶谷晋伍 |
75 | 箕輪統 | 石丸泰大 |
79 | 松波亮佑 | 大矢篤 |
90+2 | 杉山亮 | 伊藤真士 |
戦評
10月20日に東京都大学サッカーリーグ第5節が行われ、東大ア式は暫定6位につける東京経済大学と対戦した。4-3-3を導入した前節の國學院戦では、ビルドアップに一定の手応えは得られたものの、なかなかシュートが撃てず0-1での敗戦となってしまった。ファイナルサードでのクオリティに課題があることは明白だが、それを短期間の連戦の中でどれだけ改善していけるかが試される試合となった。東大は左WGに箕輪(3年・経)を起用し試合に臨んだ。 試合は立ち上がりから東大がボールを保持する展開となる。CBの八代(2年・法)、吉岡(4年・経)やアンカーの出射(3年・教育)の3人から、ライン間に位置する谷(1年・文二)や三谷(2年・法)らに多くのパスが出され、敵陣へと進んでいく。また、攻撃を止められた後の切り替えの速さも素晴らしく、押し込むシーンも増えていった。17分には、相手のクリアを杉山(3年・経)がヘディングで谷につなぐと、トラップから横に持ち出した谷はライン間の三谷にパス。上手く反転し時間を作った三谷から、SBの裏へ走る松波(3年・工)へのロブパスが通る。松波のクロスはそのままゴールラインを割ってしまったが、前節よりも確実にゴールに近づいている。その後も攻撃の手を緩めなかった東大だが、得点には至らずスコアレスで前半を折り返す。 後半も立ち上がりからボールを保持したい東大。前半と異なり、IHの松波が頻繁に八代の右に落ちてサポートすることで、東経の2トップの脇からの前進を容易にした。8分のビルドアップでは、下がって受けた松波から、ハーフスペースに絞った右WG谷へ縦パスが通る。華麗なターンで前を向いた谷だが、三谷へのスルーパスは流れてしまう。流れを取り戻したい東経は、58分、60分と続け様に攻撃陣の交代を行い、巻き返しを図る。その交代策が効いてきたのか、徐々に流れが東経に傾き始める。ゴールのために攻撃の時間を増やしたい東大だが、連戦の疲れもあってか、敵陣でのミスからボールを失うシーンが少しずつ目立ち始めた。相手に押し込まれる時間が続く中、71分。交代で入った39番柴崎に直接FKを沈められ、0-1とされる。リードを奪われた東大は茶谷(4年・法)や最近好調の石丸(3年・教養)などを投入するも、最後まで得点は奪えず0-1のまま試合終了となった。 立ち上がりからボールを支配し、自分たちの思い通りに試合を進められていただけに、前半のうちに先制できなかったことが悔やまれる。受け止め難い敗戦となってしまったが、下を向いている場合ではない。プレッシャーのかかる試合が次々とやってくるが、たくさんの応援を力に変え、最後まで戦い抜いてほしい。 (文責・中山)