東京都大学サッカーリーグ2部第6節
2020年10月4日(日) 12:00KO
試合速報(Player!) マッチデープログラム
東京 | 2 | 0 – 1 | 1 | 玉川 |
---|---|---|---|---|
2 – 0 | ||||
(56分) 松本周平 (89分) 和田爽 |
得点 | (30分) | ||
(28分) 吉岡泰生 (90+5分) 和田爽 |
警告 | |||
退場 |
スタッツ
東京 | 項目 | 玉川 |
8 | シュート | 13 |
8 | GK | 8 |
4 | CK | 4 |
9 | 直接FK | 14 |
3 | 間接FK | 1 |
3 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
スターティングメンバー
位置 | 番号 | 選手名 |
GK | 1 | 染谷大河 |
DF | 3 | 吉岡泰生 |
DF | 4 | 大谷拓也 |
DF | 6 | 松波亮佑 |
DF | 13 |
杉山亮 |
MF | 8 | 出射令雄 |
MF | 24 | 西雄太 |
MF | 7 | 大矢篤 |
FW | 10 | 中村知朗 |
MF | 11 | 松本周平 |
FW | 18 | 松山樹立 |
サブメンバー
位置 | 番号 | 選手名 |
GK | 21 | 石川旦 |
DF | 5 | 内倉慈仁 |
DF | 22 | 石野佑介 |
MF | 12 | 三谷深良惟 |
MF | 27 | 高宮秀徳 |
FW | 9 | 和田爽 |
FW | 16 | 伊地知遼 |
選手交代
分 | OUT | IN |
HT | 西雄太 | 石野佑介 |
HT |
大谷篤 |
高宮秀徳 |
53分 | 松山樹立 | 和田爽 |
78分 |
出射令雄 |
伊地知遼 |
90+2 | 吉岡泰生 | 内倉慈仁 |
戦評
2020年10月4日
東京都大学サッカーリーグ2部第6節
vs 玉川大学
〇2-1(0-1,2-0)
2020年都リーグ2部第6節。相手は前節成城大学に5-2と大勝を収め、ここまで4勝1敗と勢いづく玉川大学だ。一方の東大ア式も前節は不動のGK染谷(3年・教養)を欠くという不安要素がありながら、代わりに出場した石川(4年・法)の落ち着いたプレーと攻撃陣の爆発により武蔵大学に4-0の大勝と、勢いに乗る。染谷がスタメンに復帰し、また練習で好プレーを見せていた松山(3年・農)と大矢(2年・文二)が今季初先発を飾った。ここから上位チームとの対戦が続くため、勝ち点3獲得を目指し絶対に負けられないという気持ちで試合に臨んだ。
組織的なハイプレスを特徴とする玉川だが、東大相手にハイプレスは剥がされるリスクが大きいと判断したのか、プレスの開始位置をいつもより低く設定し、ミドルサードでのボール奪取からカウンターを狙ってきた。東大は良いテンポでボールを回してサイドを揺さぶり、ブロックへの侵入を試みる。ファーストシュートは前半3分、左サイドで松山と中村(4年・文)がパス交換して中央に侵入し、こぼれ球を遠い位置から松本周(4年・工)が狙うもこれはクロスバーの上。その後も左サイドを起点に攻め立てる東大。前半11分に出射(2年・文三)がミドルシュートを放ち、その2分後には大谷(4年・法)のロングパスを受けた松本周が深い位置の中村へパス。シザースから左足の強烈なシュートを放つもこれはクロスバーをかすめていく。得点を奪えずにいると、前半30分、ミドルサードでのボールロストから左サイドの裏のスペースを突かれCKを献上。打点の高いヘディングがゴールに吸い込まれ、東大は今季初失点を喫してしまう。その後も勢いを取り戻せないまま前半終了。
後半4分、クロスボールの処理のミスから相手が絶好機を迎えるも、染谷が超人的なセーブでゴールを死守。早くに1点を返したい東大はストライカー和田(4年・農)を投入。すると後半11分、左サイドからの出射のクロスに和田が飛び込み相手GKがボールを取り損ね、折り返したボールを松本周が落ち着いて決め同点に追いつく。このゴールで活気づくと、その後はカウンターから危ないシーンを作られつつも再び玉川を押し込んでいく。セットプレーからそれぞれ大谷、和田がヘディングで合わせるもどちらもゴールならず。何としても得点が欲しい東大は、秘密兵器伊地知(4年・経)を投入。リーグ戦デビューを果たす。アディショナルタイム突入間近、その伊地知が右サイドから地を這うようなピンポイントクロスを供給し、和田が劇的な決勝点を決める。ベンチ、応援一同の喜びが爆発。内倉(4年・農)を投入し最後まで守りきり、2-1のまま試合は終了した。
ゴールがなかなか決まらず相手に流れを持って行かれそうになりながらも、途中出場の選手含め全員が淡々とやるべきことをやり続けた結果、手強い相手に逆転勝利するという、非常に価値のある勝ち点3を獲得した。今後も上位チームとの試合が続くが、雰囲気は良く、この勝利でさらにチームの調子も上向いて行くだろう。引き続き高い意識を保ち練習に励みたい。
公式戦や構内での練習が認められるなど、徐々に元の大学サッカーに戻りつつありますが、引き続きOB・保護者の皆様にお越し頂くことができない状況で、大変残念に思っております。1部昇格という形で日頃のご支援に応えたいと思いますので、今後もSNS等を通じて応援して頂けますと幸いです。
文責:木下
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