リーグ戦第1節vs東京工業大学

東京都大学サッカーリーグ2部第1節

2020年9月5日(土) 12:30KO

試合速報(Player!)  マッチデープログラム

 

東京 2 0 – 0 0 東京工業
2 – 0

(51分) 松本周平

(66分) 石野佑介

得点  
スタッツ
東京 項目 日大文理
12 シュート 6
8 GK 11
9 CK 1
16 直接FK 6
2 間接FK 3
2 オフサイド 3
0 PK 0
スターティングメンバー
位置 番号 選手名
GK 1

染谷大河

DF 3 吉岡泰生
DF 4 大谷拓也
DF 13 杉山亮
DF 22 石野佑介
MF 6 松波亮佑
MF 8 出射令雄
MF 10 中村知朗
MF 11 松本周平
MF 27 高宮秀徳
FW 9

和田

サブメンバー
位置 番号 選手名
GK 21

石川旦

DF 5 内倉慈仁
DF 25 後藤彰仁
MF 7 大矢篤
MF 14 西澤吉平
MF 24 西雄太
FW 18 松山樹立
選手交代
OUT IN
56 高宮秀徳 後藤彰仁
66 出射令雄 西澤吉平
70 松波亮佑 西雄太
84 和田 松山樹立
84 松本周平
大矢篤
戦評

2020年都リーグ2部開幕戦。今年の開幕戦は例年とは大きく違った。世界中を襲ったコロナウイルスの脅威。私たち東大ア式蹴球部も例に漏れずその影響を受け、約4ヶ月遅れの開幕となった。しかも大学構内での開催は許可されず、外部に天然芝グラウンドを取っての開催となり、一般客の入場はなし。イレギュラーな環境での試合とはなったが、再びこの舞台でサッカーができることを信じて耐え忍びながら自粛中トレーニングを続けた東大ア式は、その鬱憤を晴らすべく、新たにスポンサーとなったアクセンチュア株式会社の胸ロゴが入ったユニホームを身に纏って開幕戦を戦った。

試合開始後、プレッシャーにこないが最終ラインを高く設定する東京工業に対し、GK染谷(3年・教養)を中心に低い位置から前線へロングボールを供給し、一気にゴール前に迫るシーンを作る。高宮(4年・工)や松本周(4年・工)の両ウイングがボールを受けてそのまま個人技でシュートまで持っていくが、相手GKの好セーブに阻まれゴールを破ることができない。前半18分にペナルティエリアすぐ外で得たFKは杉山(2年・文二)が直接狙うが、惜しくもバー上に外れる。前半中盤に入ると徐々に試合が落ち着き、東大がボールを保持し始める。アンカーの松波(2年・理一)や出射(2年・文三)を中心に丁寧なビルドアップからボールを前進させゴール前への侵入を試みるが、慣れない長い天然芝のせいもあってか、ボール回しにいつものテンポが出ない。終始東大が圧倒的にボールを持つ展開が続くも、一点が遠く前半終了。

ハーフタイムでは、ボールを動かすテンポを意識的に上げることを全員で確認。このまま相手を動かし続ければ必ずどこかで体力的に厳しくなるから自信を持ってやるべきことをやれば勝てると信じ、後半に臨む。

後半開始早々、和田(4年・農)のポストプレーから高宮が惜しいシュートを放ち勢いに乗ると、後半9分、相手のクリアミスからボールを拾った松本周が右足を振り抜き、見事に先制点を奪う。続く後半19分には、途中出場の後藤(3年・工)が前線で奪ったボールを中村(4年・文)につなぎ左足で鋭いシュートを放つ。これはGKの好セーブに阻まれるが、確実に流れを掴み攻勢に出る。後半22分、勢いそのままに、杉山のCKに石野(3年・経)がファーで合わせて公式戦初得点をあげ、チームを楽にする追加点をもたらす。このまま大量得点かと思われたが、思いの外引いてくる東京工業を崩し切れず追加点を奪えない。逆に、ビルドアップのミスから相手のカウンターを受け危ないシーンを作られるが、決定機は作らせず2-0で開幕戦勝利を飾った。

展開的にはもっと追加点を取れた試合だったかもしれないが、難しい環境の中で開幕戦勝利を収められたのは良かった。ただ、このままではこの先やってくる2部上位の大学に対して勝ち点を取りこぼしてしまう可能性が高い。1部昇格という確かな目標に向かって日々の練習から高い基準を設定し、どんなやり方をされても勝てる強いチームになっていかなければならない。第2、3節は試合中止となったので、今節で出た課題をじっくり修正して第4節の成城大学戦に臨みたい。

OB、保護者の皆様、今年はピッチに足を運んでいただくことは難しいかもしれませんが、日頃のご支援に結果という形で応えていきたいと思いますので、今季も応援よろしくお願い致します。

文責:吉岡

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2020年度東京都2部リーグ第1節 vs東京工業ハイライト

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