東京都大学サッカーリーグ1部第12節
2019年9月4日(日) 17:00KO
@東京経済大学武蔵村山キャンパスグラウンド
東京 | 1 | 1 – 0 | 3 | 東京経済 |
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0 – 3 | ||||
(7分) 松本周平 | 得点 |
(56分) (69分) (91分) |
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(67分) 大谷拓也 (70分) 杉山亮 |
警告 | |||
退場 |
スタッツ
東京 | 項目 | 東京経済 |
8 | シュート | 15 |
11 | GK | 2 |
4 | CK | 5 |
9 | 直接FK | 6 |
4 | 間接FK | 0 |
4 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
スターティングメンバー
位置 | 番号 | 選手名 |
GK | 1 | 染谷大河 |
DF | 5 | 内倉慈仁 |
DF | 4 | 大谷拓也 |
DF | 3 | 槇憲之 |
DF | 20 | 伊藤真士 |
MF | 12 | 杉山亮 |
MF | 10 | 白藤優 |
MF | 7 | 中村紳太郎 |
MF | 8 | 中村知郎 |
MF | 11 | 松本周平 |
FW | 9 | 和田爽 |
サブメンバー
位置 | 番号 | 選手名 |
GK | 21 | 満永逹彦 |
DF | 6 | 吉本理 |
DF | 22 | 石野佑介 |
MF | 19 | 大矢篤 |
MF | 16 | 出射令雄 |
MF | 27 | 高宮秀徳 |
FW | 15 | 大池一輝 |
選手交代
分 | OUT | IN |
65 | 槇憲之 | 吉本理 |
65 | 伊藤真士 | 出射令雄 |
74 | 中村紳太郎 | 高宮秀徳 |
74 | 和田爽 | 大矢篤 |
ハイライト
戦評
前節は昨季関東リーグを経験した強敵の東京農業大学に善戦したものの、惜敗した東大は今節、圧倒的な攻撃力を誇りながらも、今季はわずか3勝の7位に沈む東京経済大学に挑む。スペースをうまく使い、強烈な勢いをもって攻撃を行う東経大に対し、前節の悔しい敗戦を払拭するため、東大はどのようにゴールを守り、勝利を掴むのか、見所の多い試合となる。
雨足が強まる中、いよいよ試合開始のホイッスルが鳴る。東大はシンプルにボールを前線に渡し、リスクをかけない攻撃を心掛けて、試合を進める。そんな中、前半開始早々、東大に思いも寄らないチャンスが転がり込む。前半6分、相手ゴール前でこぼれ玉を拾った白藤(4年・工)から、伊藤(1年・文Ⅰ)、和田(3年・農)、松本周(3年・工)とボールを繋ぎ、そのまま先制ゴールを奪う。試合の流れは東大に傾く。
東大は相手の攻撃に対し、5バック戦術を取り、中央の3人、内倉(3年・農)、大谷(3年・法)、槇(4年・工)を中心として、相手の攻撃をうまく封じる。東経大も、東大の高い最終ラインと、ブロック守備に対して、うまくスペースを見つけられず、攻撃の糸口を掴めない状態が長く続く。
前半15分、またもや東大にチャンスが訪れる。ペナルティエリアのやや外で、伊藤がファウルを貰い、絶好の位置でフリーキックを得る。ここで、キッカーの松本周の、相手の逆を突いて、ゴロでシュートを放つ、反応に遅れた相手GKはボールをこぼす。ここに和田詰めるものの、足を滑らせ、惜しくもゴールを逃す。
上手く攻撃を仕掛けられず、時間だけが過ぎる試合展開に苛立ちを感じる東経大は、淡白な攻撃に留まり、さらにはファールまがいのプレーが続く。試合展開がラフになるものの、東大は落ち着いて対処する。
ここで、立て続けに中村知(3年・文)がチャンスが創出する。
前半25分、中村知のフリーキックに大谷がヘディングで合わせるが、わずかに枠を外れる。
前半35分、中村知が相手GKの高いポジショニングを見てシュートを放つ。しかし、相手GKのファインセーブにより阻まれる。
前半36分、ゴール前で和田、中村知がワンツーをし相手最終ラインを崩すと、和田がシュートを放つも、これまた相手GKのスーパーセーブによりゴールを逃す。
このまま、大きなピンチもなく、東大は幸先よく前半を1−0で折り返す。
後半が始まった。
東大は前半までのプレスの圧が落ちる。ここを漬け込んで、東経大は一気にギアを上げて攻め込んでくる。そして、後半10分、東大の守備の崩れを突かれ、失点してしまう。
試合は振り出しに戻る。
ここで東大は得点を奪うためにフォーメーションを4バックに変え、伊藤→吉本(4年・工)、槇→出射(1年・文Ⅲ)と立て続けに選手交代を行う。
東大は一気にギアチェンジし、前がかりになるものの、なかなか相手の最終ラインを崩しきることができず、いじらしい展開が続く。
ここで、東経大に一瞬の隙を突かれる。前半25分、相手のロングスローにうまく対応仕切れず失点してしまう。
後半30分、もう負けられない東大は、中村紳(4年・工)→大矢(1年・文Ⅱ)、和田→高宮(3年・工)とフレッシュな選手たちを投入し、攻勢を強める。
東大は白藤と杉山(1年・文Ⅱ)を中心にポゼッションを高め、攻撃を進めるものの、相手の力強い守備の前にうまく攻めきることができない。
焦れる東大、押せ押せになる東経。
後半45分、相手のクリアの処理を誤り、まさかの失点してしまう。
ここで万事休す。
後期第3節、東大の弱さが顕著に現れた試合となってしまった。前節、内容が良い試合をすることができただけに、勿体無い試合であった。1部残留に向けて厳しい状況を覆すことができなかった。後期残り5節、手強い相手が続く中、一戦一戦、チーム全員で乗り越えていくしかない。
残留に向けて、部員たちも死に物狂いで練習に励みます。これからの試合も引き続き応援をお願いします!
文責 1年 出射