東京都大学サッカーリーグ2部最終節
2020年12月6日(日) 13:00KO
東京 | 0 | 0 – 0 | 2 | 亜細亜 |
---|---|---|---|---|
0 – 2 | ||||
得点 |
(74分) (90分) |
|||
警告 | ||||
退場 |
スタッツ
東京 | 項目 | 亜細亜 |
14 | シュート | 10 |
8 | GK | 11 |
4 | CK | 1 |
6 | 直接FK | 6 |
2 | 間接FK | 2 |
2 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
スターティングメンバー
位置 | 番号 | 選手名 |
GK | 1 | 染谷大河 |
DF | 4 | 大谷拓也 |
DF | 5 | 内倉慈仁 |
DF | 6 | 松波亮佑 |
DF | 13 | 杉山亮 |
MF | 7 | 大矢篤 |
MF | 8 | 出射令雄 |
MF | 10 | 中村知朗 |
MF | 24 | 西雄太 |
MF | 27 | 高宮秀徳 |
FW | 9 | 和田爽 |
サブメンバー
位置 | 番号 | 選手名 |
GK | 21 | 石川旦 |
DF | 2 | 赤木雅実 |
DF | 25 | 後藤彰仁 |
MF | 32 | 八代快 |
MF | 11 | 松本周平 |
MF | 12 | 三谷深良惟 |
FW | 16 | 伊地知遼 |
選手交代
分 | OUT | IN |
45 | 高宮秀徳 | 松本周平 |
69 | 出射令雄 | 三谷深良惟 |
69 | 西雄太 | 赤木雅実 |
77 | 松波亮佑 | 後藤彰仁 |
88 | 後藤彰仁 | 伊地知遼 |
戦評
2020年12月6日
東京都大学サッカーリーグ2部第14節
vs 亜細亜大学
●0-2(0-0,0-2)
遂に迎えた今季リーグ戦最終節の相手は、ここまで11勝1分と圧倒的な強さで首位に君臨する亜細亜大学。前節の玉川大学との試合で劇的な勝利を収め1部昇格を決めた東大ア式だったが、一矢報いて有終の美を飾るため、4年生の保護者が見守る中勝利を目指して試合に臨んだ。
前半立ち上がり早々、中盤でボールを奪った中村(4年・文)がそのままドリブルで持ち上がり、バイタルエリアで左足を振り抜く。ここは相手CBにブロックされたが、東大は良い入りを見せる。その後も東大が圧倒的にボールを保持しながら試合を優位に進める。大谷(4年・法)や西(4年・法)を中心として相手のバランスを崩しながら前進し、ボールを失っても攻守の切り替えを速くすることですぐに奪い返しカウンターの隙を与えない。そうした展開の中、東大は立て続けにチャンスを作る。前半24分、相手のプレスを上手くかわし左サイドから前進すると、サイドに流れた和田(4年・農)がクロスを上げる。和田が空けたゴール前のスペースに松波(2年・理一)が飛び込むもここは僅かに合わない。さらに前半26分、最終ラインまで落ちてきた出射(2年・文三)から左サイドの裏へパスが出る。これを受けた大矢(2年・文二)がカットインし、中に折り返したところを中村がダイレクトで合わせるも再び相手CBにブロックされてしまう。
良い流れの東大であったが、飲水明けの前半31分に前半唯一のピンチが訪れる。中盤でボールを奪われるとそのまま繋がれ、左サイドを簡単に突破されてしまう。しかし、ゴール前への戻りは速く、シュートを打たれるも最後は和田がブロックし難を逃れる。直後の相手のCKもゴール前へ落としてくるインスイングの嫌なボールに対し足元で合わせられるが、守護神染谷(3年・教養)がナイスセーブを見せる。
後半の立ち上がりにも東大にチャンスが生まれる。右サイドでボールを奪った中村がカットインからファーサイドへクロスを上げる。フリーで待っていた大矢が豪快にダイレクトボレーを放つがゴール左へ大きく外れてしまう。後半18分には、後半から出場した右サイドの松本(4年・工)の裏へ抜ける動きに対し西がロングパスを出し、ボールを受けた松本が仕掛けてシュートを放つも僅かにゴールを捉えきれない。
何度かチャンスはあるものの、前半に見せたテンポの良いビルドアップや素早い攻守の切り替えが鳴りを潜め、亜細亜からカウンターを受けることが増える。
後半29分、遂に均衡が破れる。右サイド奥で与えた相手のFKに対して中で競り負けヘディングシュートを許す。これを染谷が一度はスーパーセーブするも、弾いたボールを詰められ先制点を献上してしまう。今季課題であったセットプレーの守備からの失点であった。
早く同点に追いつきたい東大だったが、中々亜細亜のブロックを崩せずに時間だけが進む。そんな中、後半37分にゴール前でFKのチャンスを獲得する。これを杉山(2年・文二)が直接狙うが、惜しくも相手GKの好セーブに阻まれる。
後半43分には伊地知(4年・経)を投入し最後の望みをかけるが、逆に後半45分に左サイドからゴール前へのロングスローを直接ゴールに叩き込まれ2失点目。
このまま試合終了となり0-2で亜細亜に敗北を喫した。
前半は今季積み上げてきたア式のサッカーの良さを充分に発揮できた反面、後半は今後の課題が浮き彫りとなる試合であった。この経験を糧に来季の1部でのリーグ戦へ向けてチーム一丸となって成長していきたい。
今季のリーグ戦も無事終わり、見事1部昇格を決めることができました。YouTubeのライブ配信やTwitter速報を通じての応援本当にありがとうございました。来季は1部でのリーグ戦となり、今季以上に厳しい戦いが予想されます。より一層チームとして成長し、1部で活躍する姿をお見せできるよう努力して参りますので、引き続き応援のほど宜しくお願い致します。
文責:古野