リーグ戦第17節vs学習院大学

2024年度第2回関東大学サッカーリーグ東京・神奈川1部第17節

2024年9月8日(日)16:00KO

スタッツ

スターティングメンバー

サブメンバー

選手交代

戦評

東京都大学サッカーリーグ東京・神奈川1部第17節、東京大学は学習院大学と対戦した。連敗から脱したい東京大学は、3試合ぶりに山田(4年・文)がスタメンに復帰した。 　

立ち上がりから学習院大学にゲームのペースを握られ、苦しい展開が続く。前半3分には自陣深くからのフリーキックを相手に合わせられ、ゴールを脅かされる。その後も何度か自陣ゴールに迫られるも、2試合ぶりにスタメンに復帰した里見(2年・文一)を中心にゼロに抑える。すると前半21分に東京大学にチャンスが訪れる。右サイドの高い位置で山田がボールを奪取し、こぼれ球を拾った谷(4年・経)が一人でゴール前に運び、シュートに持ち込むが、キーパーに防がれた。前半アディショナルタイムには再び東大がセットプレーから再びピンチを迎える。中央への鋭いボールにピンポイントで合わされるが、クロスバーに救われた。そのまま前半はスコアレスで折り返す。

後半になると相手守備に綻びが出始め、東大がペースを握る。後半の4分には相手のビルドアップのミスから東大がカウンターを仕掛ける。岡部 (3年・経)からフリーの北川 (4年・文)にボールが渡り、シュートを放つも、GKの正面をついた。後半12分には再びカウンターから岡部がシュートを放つも、枠を捉えることはできなかった。後半17分には河島(2年・理二)がカウンターからゴール前まで運ぶも、シュートにまでは持ち込めなかった。東大は攻勢を強め、相手陣内に押し込むも、決定的なシーンを作り出すには至らない。すると引き分けも見えてきた後半39分、東大に追い風が吹く。石川(4年・農)のクリアボールを長谷川(4年・教養)が追いかける。同様に追いかけた相手CBが先にボールに追いついたように見えたが、ボールが手に当たり、ハンド、2枚目のイエローカードで退場となった。一人多い状態となった東大は、勝ち点3を目指し、猛攻を仕掛ける。しかし、学習院大学も選手交代を交えながら、必死でゴールを守る。すると後半44分、ついにスコアが動く。東大側が与えたファウルに対し、相手GKがすぐさまフリーキックを前線に送る。ラインの準備が整わない中でロングボールの対応をしたが、中にボールがこぼれる。中でボールを収めた相手FWが反転してシュートを放つと、ボールは無情にもゴールに吸い込まれた。一人少ない中で失点を喫し、後がない東京大学は追いつくために力を振り絞る。後半48分、荒(3年・経)の楔のパスを受けた谷が中央にクロスを送り、長谷川が飛び込んだが、ボールはそのまま流れていった。結局最後まで学習院大学のブロックを崩せず、1-0で試合終了となった。

ボールを握り、試合を優位に進めていたにもかかわらず、一瞬の隙をつかれて失点を喫してしまった点で、悔いの残る試合となった。次節はここ数年何度も対戦を繰り返している大東文化大学との対戦である。強敵との対戦とはなるが、連敗脱出、そして残留を手繰り寄せたい。

写真一覧

View this post on Instagram

A post shared by 東京大学運動会ア式蹴球部【公式】 (@todai_soccer)

ハイライト動画