2024年度第2回関東大学サッカーリーグ東京・神奈川1部第12節
2024年6月30日(日)14:30KO
東京 | 0 | 0- 1 | 2 | 成蹊 |
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0 – 1 | ||||
得点 | 42分 15番
89分 30番 |
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警告 | ||||
退場 |
スタッツ
東京 | 項目 | 成蹊 |
6 | シュート | 14 |
3 | CK | 1 |
17 | FK | 6 |
1 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
スターティングメンバー
位置 | 番号 | 選手名 |
GK | 1 | 里見悠成 |
DF | 4 | 上原真路 |
DF | 12 | 宮川旭 |
MF | 3 | 荒拓也 |
MF | 7 | 河島誠二郎 |
MF | 8 | 吉本章 |
MF | 10 | 谷晃輔 |
MF | 17 | 河野慈央 |
MF | 30 | 岡部惇貴 |
FW | 11 | 北川孟 |
FW | 16 | 山田裕次郎 |
サブメンバー
位置 | 番号 | 選手名 |
GK | 21 | 大場祥吾 |
DF | 13 | 田中大智 |
DF | 36 | 池澤健剛 |
MF | 5 | 石川大貴 |
MF | 6 | 歌俊亮 |
MF | 14 | 杉山弘樹 |
MF | 15 | 柏村直登 |
MF | 29 | 高木勇仁 |
FW | 26 | 陶山大晴 |
選手交代
分 | OUT | IN |
45 | 河野慈央 | 杉山弘樹 |
63 | 宮川旭 | 歌俊亮 |
70 | 岡部惇貴 | 石川大貴 |
80 | 杉山弘樹 | 陶山大晴 |
90 | 上原真路 | 池澤健剛 |
戦評
第12節、リーグ戦折り返したところの相手は成蹊大学。ここ何年も勝利できておらず、ア式が苦手とするチームだ。東大は宮川(3年・農)、河野(2年・理一)、河島(2年・理二)の3人を2試合ぶりに先発で起用し、御殿下での勝利を目指した。
序盤から、ボール保持を試みる東大とボール奪取を試みる成蹊、という展開が続く。11分、東大は自陣でのパスミスからPA内でボールを失う大ピンチを迎えたが、成蹊のシュートはバーに直撃し、なんとか失点は免れた。同11分、東大も攻撃を仕掛ける。中盤で相手からボールを奪取した河島が選手2人を見事に剥がし、右サイドの河野へ。河野のクロスはDFにブロックされるも、そのこぼれを再度河野が押し込む。シュートは右に外れるも、攻撃の糸口を見つけた東大であった。15分、成蹊の攻撃。左サイドからのクロスにFWが頭で合わせるも、東大GK里見(2年・文一)が執念のスーパーセーブ。なんとかゴールを割らせない。34分、成蹊SBとの駆け引きに勝った荒(3年・経)が北川(4年・文)へスルーパス。北川は得意のドリブルで相手2人を引きつけ、中央のスペースで待つ岡部(3年・経)へ。岡部はミドルシュートを放つも、惜しくもGKの正面。流れを掴みきれない。前半はスコアレスで終わると思われたが、42分に試合は動く。成蹊は、縦パスを起点に細かく中央で繋ぎ、裏抜けしたFWがシュート。里見がなんとか弾くも、押し込まれてしまった。嫌な時間帯に失点してしまった東大、0-1で前半を折り返す。
後半、東大は河野に変えて杉山(4年・工)を投入し、攻撃の活性化を図る。しかし、成蹊が攻撃を仕掛ける展開が続く。53分、東大は速いクロスをゴール前に入れられてしまうも、吉本(4年・工)がなんとか成蹊FWに体を当て、シュートを枠外へ飛ばさせる。 一方の東大も攻撃を仕掛ける。55分、縦パスを収め起点となった河島からボールを受けた谷(4年・経)が相手を剥がし、左サイドで待つ北川へ。北川は切り込んでシュートを放つも、これは成蹊DFがブロック。61分の東大の攻撃。敵陣でのプレスからボールを奪った山田(4年・文)がポケットに走り込んだ谷へ。谷が中央へ折り返すもこれは河島に合わず。攻撃の糸口を見つけ出した中、東大は、歌(4年・教)、石川(4年・農)の2人を投入し、一気に畳み掛ける。79分、中央で河島、谷、吉本と繋いで右で待つ杉山へ。しかし、成蹊DFがなんとか足を伸ばしてブロック。なかなかシュートまで持っていけないもどかしい展開が続く。東大は、陶山(4年・医)も投入し、一気に攻撃モードへ。 吉本の運びから、河島が右サイドにボールを流し、陶山がシュートを放つも成蹊DFがスライディングでブロック。なかなか点が取れない東大。そのような展開の中、東大は一瞬の隙をつかれる。88分、成蹊はプレスでボールを奪ってそのままゴール左隅にシュートを沈める。これで勝負あり。0-2で試合は終了する。
成蹊の圧に呑まれてしまい、敗北してしまったという試合であった。一方で、自らのスタイルを貫いた結果、チャンスを創出できたシーンも沢山あった。次節の相手は、首位帝京、加えてアウェイ開催。呑まれている暇などない。自分たちのスタイルに自信を持ち、むしろ「相手を呑む」ような試合を展開したい。