東京都大学サッカーリーグ1部第26節
2021年10月16日(日) 15:00KO
試合速報(Player!) マッチデープログラム東京 | 0 | 0 – 1 | 1 | 國學院 |
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0 – 0 | ||||
得点 | (5分)17番 | |||
(73分)4番 (77分)14番 (83分)10番 |
警告 | (44分)24番 | ||
退場 |
スタッツ
東京 | 項目 | 國學院 |
2 | シュート | 0 |
0 | GK | 0 |
0 | CK | 0 |
0 | FK | 0 |
0 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
スターティングメンバー
位置 | 番号 | 選手名 |
GK | 1 | 染谷大河 |
DF | 3 | 吉岡泰生 |
DF | 4 | 内田龍吾 |
DF | 5 | 八代快 |
MF | 6 | 松波亮佑 |
MF | 8 | 三谷深良惟 |
MF | 10 | 出射令雄 |
MF | 13 | 杉山亮 |
MF | 28 | 谷晃輔 |
FW | 30 | 吉本章 |
FW | 33 | 北川孟 |
サブメンバー
位置 | 番号 | 選手名 |
GK | 31 | 兒玉寛俊 |
DF | 2 | 竹内拓夢 |
MF | 7 | 大矢篤 |
MF | 11 | 石丸泰大 |
MF | 14 | 西澤吉平 |
MF | 16 | 歌俊亮 |
MF | 19 | 茶谷晋伍 |
選手交代
分 | OUT | IN |
62 | 吉本章 | 西澤吉平 |
82 | 谷晃輔 | 石丸泰大 |
90+1 | 内田龍吾 | 茶谷晋伍 |
戦評
10月16日に行われた東京都大学サッカーリーグ一部第26節。一部残留に向け後が無い東京大学は國學院大學との一戦に臨んだ。相手は東京都一部で暫定4位につけ、関東昇格も視野に入れる強敵だが、前回対戦時は東大が粘り強い守備を見せスコアレスドローに終わっており、良いイメージを持っていることも事実だ。東大は4-3-3のシステムを導入し、谷(文二)、吉本(理一)、北川(文二)の一年生3トップで勝利を目指した。
前半の立ち上がりは両者共にロングボールを多用し、セーフティーに試合を進めようとする。そんな中國學院大は5分、右サイドのスローインからボールを受けた11番西原が一気に個人技で4人を振り切り中に侵入。右足からのクロスは東大DFに当たり弾道が変化し、17番宮原が頭で押し込み先制。東大は前半立ち上がりの厳しい時間帯に失点を喫する。その後は先制点を取りプレス強度を弱めた國學院に対して、東大がボールを保持する展開が続く。度々カウンターを仕掛けられることもあったが、GK染谷(4年・教養)が安定感のあるセーブを見せ東大は追加点を許さない。中盤で落ち着いてボールを配給する出射(3年・教育)を中心とし東大がボール保持を行う中、34分中へ切り込んだRWG谷からボールを受けた北川が縦に突破しクロスを上げるなど良い崩しの形が見られ始め、44分にはRSB杉山(3年・経)のFKにCB吉岡(4年・経)がヘディングで合わせるもGK正面。東大の攻撃シーンが増える展開の中で前半が終了する。
後半も前半同様東大がボール支配を握る展開。CB吉岡、八代(2年・文一)を中心としてボールを繋いでいくが、なかなかシュートを打つまでに至らず、逆に相手に鋭いカウンターを仕掛けられるシーンが増えていった。65分の國學院大9番麻生の至近距離からのヘディングや、68分の同じく9番麻生の左足でのシュートなど危ないシーンもあったが、立て続けにGK染谷がビックセーブを見せ、東大に流れを引き寄せる。70分には出射の縦パスから三谷(2年・文一)、再び出射とつなぎRWG谷へとスルーパスを出すも惜しくも合わず。79分には松波(3年・工)の縦パスに抜け出した三谷が谷へと繋ぎ、クロスまで持っていくがこれもシュートまで至らず。その後も東大はボール保持から攻撃にいい形で繋げようとするも、國學院大の要所要所を締める守備の前にゴールを奪えない。そのまま試合は0-1で終了。支配率は59%とボール保持を特徴とする相手を上回っていただけに悔しい敗戦となった。
立ち上がりの失点がその後の試合展開を左右してしまうことを痛感させれた試合であった。一方で、4-3-3のシステム導入やボール保持が國學院大相手にある程度通用したのはチームにとっての収穫であり、ポジティブな要素であろう。「良い試合内容」を達成した上で、次こそは泥臭く悲願の勝利を掴み取りたい。 (文責・高橋)