日本を出てから100日が経過し、ちょうど10ヶ国を訪れました。
さすがに旅にもだいぶ慣れてきた感じがして、今はヨーロッパにいます、、、が、今回の記事はまだマレーシアとインドのことを!
かなりの時差更新になります、そしてそんなにサッカーに関係しないことも前置きしておきます。
訪ねた国では観れる機会があればその国のスタジアムで試合を見ることにしています。ということで、マレーシアでも試合を見てきました!
これがその時のスタジアムの様子で、なんと驚くべきことに50000人の大観衆が押し寄せていました。
Jリーグの2019年の平均観客動員数がここまで20,773人らしいのですごい数。また、スタジアムの最大収容人数も80000人というマンモススタジアム。予想をはるかに上回るマレーシアのサッカー熱に驚かされました。
ただ、普通のリーグ戦とは違う特別な試合だったようで普通のリーグ戦はもっと観客は少ないみたいです。
その後はインドへ、チェンナイに住んでいる親戚を訪ねた後にヒンドゥー教の聖地バラナシへ!
前置きしておいたようにこっからはもうサッカー関係なしです、”放浪記”なんでたまにはこんなのもありでしょう、知らんけど。
実はこれまでの旅は全て訪れた先に知人がいたので、全くの知らない地に行くのはこれが初めてでした。ようやく旅が始まったな、と。
事前調査、と思い情報を探ってみると危険情報ばかり、急にめっちゃ心細くなってました。
着いたのは夜、たくさんの客引きや物乞いに話しかけられ全員に狙われてるように錯覚。
あんな道やこんな道を
通りながら、わかりにくい道をなんとかドミトリーに辿り着き疲れて就寝。
翌朝、とりあえず沐浴。
その後、街中を観光することに。
すると、1人のインド人が話しかけてきた。
『オニイサン、ドコイキタイノ、チャイ飲ム?!』
突然耳に入った日本語に驚き、つい会話することに。
ここで、インド旅行の鉄則を思い出した。
“日本語を話すインド人には近よらざるべし”
こうやって話しかけてくるインド人に騙されて大金を取られるケースが時々あるらしい。
「火葬場に行きたいから後でね」
と、離れることに。
すると、
『火葬場ナラ連レテッテアゲル』
と、詰め寄ってきた。
予定がなく退屈してたこともあったし、怖いもの見たさに案内を頼むことに。
ただ、
「お金は絶対払わないよ」
と、しっかり念押ししたところ
『ノープロブレム』
ということだったので着いてくことに。
ここから急に英語で会話が始まりました、、
Googleマップで道を確認しながら進むと、明らかに違う方向へ案内するお兄さん。でも、めっちゃ丁寧にインド、ヒンドゥー教の文化の説明してくれて面白かったために、怪しいと思いつつも着いていく。
すると、しっかり火葬場に到着。有名な火葬場とは違うけど、そこが彼にゆかりのある場所だったようでこれまた丁寧に説明してくれた。
この時には、
(めっちゃええやつやん、、)
と思い始めていた。
「なんでこんなに親切に案内してくれるの?」
と訊ねると、
『俺らはカルマを大切にしてるんだ。カルマっていうのは、自分の行いが後で自分に返ってくるという考え方で、良いカルマを持っていれば良いことが、悪いカルマを持っていれば悪いことが、後々自分の身に降りかかるんだ。だから俺たちは親切にするんだ、俺もお前もハッピーになるだろ』
ということらしい。
これまた面白い、と思い歩き続けていると彼から
『連れていきたいところがもう1つあるんだ』
と、提案。シルクのスカーフ屋さんを見てもらいたいとのこと。
(ついにきたか、、)
と思いつつも親切にしてくれたし、見るだけならいいか、と思いスカーフ屋さんへ。
店の前に来て、少し眺めて帰ろうとすると
『せっかくだから、作業場も見ていってくれ』
と、言われたが、遠慮した。
すると、
『説明するだけだ、中で写真も撮っていいんだ』
(この人はどこまで親切なんだ、、)
せっかくなので、これだけ見たら帰る、と意を決して、中を見せてもらうことに。
見学を終えると、
『ついてきてくれてありがとう、最後に店に上がってチャイを飲もう。ついでに、スカーフの説明もさせてくれ。もしよかったら買ってくれ』
思わぬ誘いに驚き、
けど、いくら求められるかわからないので、申し訳ないと思いつつも
“絶対に買わない、本当に買わないからな”
これだけは心に決めて入店。
入るとカーテンを閉められ、少し焦ったが2.30分ほど話をして退店。
別れ際には彼から、
『滞在中になんか困ったことがあったらいつでも教えてくれ』
と、最後まで優しくしてくれFacebookの連絡先をもらって別れた。素敵な出会いに感謝です。
いろんな文化に触れられ、楽しく旅をしています!
刺激の多いインド旅
そしてこちらが購入したスカーフ、うつくしい。
お土産待っててね!