東京都大学サッカーリーグ1部第15節
2019年9月22日(日) 14:40KO
@東京大学農学部グラウンド
東京 | 1 | 1 – 2 | 2 | 帝京 |
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0 – 0 | ||||
(16分) 和田爽 | 得点 |
(20分) (40分) |
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(62分) 高宮秀徳 (67分 )白藤優 (90分) 中村紳太郎 |
警告 |
(63分) (63分) (90+1分) |
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退場 |
スタッツ
東京 | 項目 | 帝京 |
12 | シュート | 7 |
4 | GK | 5 |
3 | CK | 1 |
18 | 直接FK | 16 |
2 | 間接FK | 0 |
2 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
スターティングメンバー
位置 | 番号 | 選手名 |
GK | 1 | 染谷大河 |
DF | 5 | 内倉慈仁 |
DF | 4 | 大谷拓也 |
DF | 12 | 杉山亮 |
DF | 17 | 松波亮佑 |
MF | 10 | 白藤優 |
MF | 8 | 中村知朗 |
MF | 13 | 細井隼 |
MF | 11 | 松本周平 |
MF | 27 | 高宮秀徳 |
FW | 9 | 和田爽 |
サブメンバー
位置 | 番号 | 選手名 |
GK | 21 | 満永達彦 |
DF | 2 | 松坂大和 |
DF | 3 | 槇憲之 |
DF | 6 | 吉本理 |
MF | 7 | 中村紳太郎 |
MF | 19 | 出射令雄 |
FW | 15 | 大池一輝 |
選手交代
分 | OUT | IN |
70 | 大谷拓也 | 槇憲之 |
71 | 高宮秀徳 | 中村紳太郎 |
77 | 細井隼 | 吉本理 |
戦評
前節は試合の中でいい流れもあったものの、チャンスをゴールに繋げられず、逆に少ないチャンスをゴールにされてしまい、敗戦を喫した東京大学。今節の相手は順位で一つ上にいる帝京大学だ。一部リーグ残留のため、前期リーグの悔しい逆転敗北の借りを返すためにはこの一戦は絶対に負けられない。
試合開始直後、相手は前線から早いプレッシャーをかけてくるものの、東大の主将内倉(3年・農)と副将大谷(3年・法)を中心に落ち着いたプレーで華麗にプレッシャーをいなし、相手陣内に押し込むプレーが続く。前半2分、左サイドでボールを受けたア式1の硬派な男高宮(3年・工)が中央に送り込んだクロスをア式の韋駄天松本周(3年・工)が華麗なトラップをし、オーバーヘッドを打つも、惜しくも相手ゴールキーパーに阻まれる。その後フリーキックなどのシュートチャンスをいくつか作られるもののア式の守護神染谷(2年・文2)を中心にゴールは割らせず、自分たちのペースで試合を進める東大イレブン。そして前半16分、押し込んだ展開から松波(1年・理1)のクロスを重量級FW和田(3年・農)がヘディングで合わせ、先制点を奪う。いい試合の入りをして得点を奪えた東大、だがその直後の後半18分にバックラインの連携ミスから失点を許してしまう。いい時間に先制点を奪えただけに手痛い失点となってしまった。その後も激しい相手の前線からのプレッシャーにボールを奪われ、いくつかチャンスを作られるものの耐える東大であったが、徐々に試合を落ち着け、再びボールを保持した展開にする。前半25分には高宮の惜しいシュートがあったものの追加点を取りきることができない。その後もア式のマジシャン中村知(3年・文)を中心に相手のブロックを崩すシーンはあったものの得点に繋げられず、逆に後半40分にビルドアップのミスから失点を許してしまう。その後追加点を奪う決定的なチャンスを作れないまま前半が終了。
ハーフタイム、ヘッドコーチの山口遼から目の前の相手を倒すためにはリーグ戦の状況などではなく自分たちのすべきことに集中しなければならないと檄が飛ぶ。点を取った後に守りに入ってしまっては逆に相手にやられてしまう。常に点を狙い続ける、という意識で後半に臨む。
後半開始直後から東大が攻撃する展開が続く。後半4分には細井(4年・工)が相手ペナルティーエリア内からシュートを狙うも惜しくも枠の外、得点にはならなかったもののいい流れで後半に入ることに成功する。しかしその後はボールを保持し、相手陣内に押し込むもののシュートチャンスを作ることができない展開が続く。前半17分にはア式の心臓白藤(4年・工)から中央にスルーパスが通り、高宮が抜け出すものの惜しくも飛び出した相手ゴールキーパーに防がれる。後半25分には大谷に替えて槇(4年・工)、高宮に替えて中村伸(4年・工)を投入し、攻撃にアクセントを加え、後半33分には細井に替えて吉本(4年・工)を投入してさらに攻撃の幅を広げた。右サイドからカウンターを何度も受けるものの右サイドバックの杉山(1年・文2)を中心にした防衛網で決定的なチャンスを作らせない。東大は自分たちでボールを保持し続け、後半38分には高い位置でボールを受けた白藤が相手ゴールキーパーが一歩も動けない完璧に見えるシュートを放ったが、惜しくもバーに嫌われる。その後も松本の惜しいシュート、替わって入った吉本の素晴らしいフィードからのサイド攻撃で惜しいクロスなど再三にわたるチャンスも得点につなげることができない。そしてそのまま試合終了の笛、悔しい敗戦となった。
自分たちがボールを保持する時間を長く作れたものの、決定的な場面を多く作ることができず、逆にミスから点を取られ、悔しい敗戦となってしまいました。自力で残留を決めるのは絶望的となってしまいましたが、残りの三試合では、自分たちのやってきたサッカーを貫いて必ず勝利をつかみとりたいと思います。応援よろしくお願い致します。
文責:3年 和田