2019年6月16日
東京都大学サッカーリーグ1部第8節
vs大東文化大学
△1-1(0-1,1-0)
前節待ちわびた初勝利を挙げ、ここから勢いに乗って行きたい東大は1週間しっかりと準備をして、アミノバイタル杯の屈辱を晴らすべく大東文化大学をホームで迎えた。
前半、試合序盤から東大がボールを保持し、大東がブロックを敷く形が続く。前半8分、今季初スタメンの伊藤(1年、文I)が松本周(3年、工)にスルーパスを出すも、オフサイドの判定。さらに前半16分、槇(4年、工)の縦パスを受けた大池(4年、教)がうまく反転してシュートを打つも大きく枠を外れる。東大はなかなか効果的に前進することができず、決定機を作り出すことができない。そんな東大を尻目に大東が徐々に攻撃の圧を上げ始める。
前半44分、大東がサイドを完全に突破してクロスをヘディングで合わせるも吉本(4年、工)が間一髪のところでクリア。しかし、直後のコーナーキック、ショートコーナーから隙を突かれて失点。なんとしても前半のうちに追いつきたい東大は前半47分、相手のバックパスをカットした松本周がそのまま運びキーパーと一対一になるも枠を捉えることができない。ここで前半終了。
ハーフタイム、御殿下には怒号が鳴り響く。そして目を覚ました東大イレブン。前半とは打って変わってテンポよく、主体的にボールを動かして行き、チャンスを作り出していく。後半2分、白藤(4年、工)のスルーパスに反応した松本周がクロスを上げ、中村紳(4年、工)がフリーでシュートを放つもゴール上に外れる。そして、その時は訪れる。後半6分、ア式の大臣こと大池がスーパー一年生杉山(1年、文II)のコーナーキックからダイビングヘッドを決め、同点とする。
ここから勢いを増して、逆転といきたい東大は21分に大池→松山(2年、理II)、33分に細井(4年、工)→中村知(3年、文)の交代を行い、攻勢を強めていく。しかし、なかなか決めきることができず、迎えたラストチャンス。相手コーナーキックのカウンターから松本周が仕掛け、ボールを受けた松山がシュートを放つも相手にブロックされる。ここで、試合終了のホイッスル。
前節に続きなんとしても勝ちたかった一戦だったが、結果は引き分け。切り替えて、また1週間、課題に向き合いチーム一丸となって向上していくしかない。
次節は一貫して上位に位置している国学院大学。言わずと知れた強豪だが粘り強く戦い、勝ち点を積み上げていきたい。1週間最高の準備をして、観るものを楽しませられるようなゲームができるように精進して参りますので引き継ぎ応援よろしくお願いします。
文責:3年 松本