2024年度第2回関東大学サッカーリーグ東京・神奈川1部第15節
2024年7月21日(日)10:00KO
東京 | 1 | 1- 0 | 2 | 武蔵 |
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0 – 2 | ||||
19分 杉山 | 得点 | 51分 10番 89分 9番 | ||
45分 吉本
87分 河島 89分 上原 |
警告 | 47分 14番
87分 8番 |
||
退場 |
スタッツ
東京 | 項目 | 武蔵 |
4 | シュート | 12 |
2 | CK | 4 |
8 | FK | 12 |
2 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 2 |
スターティングメンバー
位置 | 番号 | 選手名 |
GK | 1 | 里見悠成 |
DF | 36 | 池澤健剛 |
MF | 3 | 荒拓也 |
MF | 5 | 石川大貴 |
MF | 6 | 歌俊亮 |
MF | 8 | 吉本章 |
MF | 10 | 谷晃輔 |
MF | 14 | 杉山弘樹 |
MF | 30 | 岡部惇貴 |
FW | 11 | 北川孟 |
FW | 9 | 佐々木洸 |
サブメンバー
位置 | 番号 | 選手名 |
GK | 21 | 大場祥吾 |
DF | 4 | 上原真路 |
DF | 12 | 宮川旭 |
DF | 13 | 田中大智 |
MF | 7 | 河島誠二郎 |
MF | 15 | 柏村直登 |
MF | 27 | 長田夕輝 |
MF | 29 | 高木勇仁 |
FW | 26 | 陶山大晴 |
選手交代
分 | OUT | IN |
60 | 杉山弘樹 | 宮川旭 |
60 | 佐々木洸 | 河島誠二郎 |
72 | 荒拓也 | 柏村直登 |
76 | 谷晃輔 | 陶山大晴 |
84 | 吉本章 | 上原真路 |
戦評
東京都・神奈川県リーグ1部第15節、東京大学の相手は武蔵大学。前期では先制するも後半に追いつかれ、3-3の引き分けで終わった因縁の相手である。今節に勝利して上位進出の足掛かりとすべく、東大は荒(3年・経)を2節ぶりのスタメン、そして佐々木(4年・工)を3節ぶりのスタメンに据えて万全の体制で挑む。
前半から攻勢を強めていきたい東大だったが、いきなりピンチを迎える。前半5分、東大の攻撃のカウンターから相手LSBにクロスを上げられ合わせられるがこれは枠を外れた。その後徐々にペース握り返し、相手陣内に攻め入る回数も増えていく。前半11分、中央での岡部(3年・経)の突破からこぼれ球を石川(4年・農)がチームファーストシュートを放つが、うまくミートせず枠を外れた。この勢いのまま前半19分、待望の先制点が入る。右サイドで谷(4年・経)のパスを受けた杉山(4年・工)は相手を一人かわしそのまま左足一閃、ゴラッソを沈めた。杉山の今シーズン初得点で先制した東大はその後も攻勢を強めていくがなかなかシュートまでは繋がらない。対する武蔵もボールを持ちはするが、吉本(4年・工)・池澤(1年・理一)を中心とした固い守備で決定的なシーンは作らせない。しかし前半45分、ボールロストから相手を倒してしまいいい位置でのFKを与えてしまうがここは枠を外れ、難を逃れた。そしてこのまま前半を1-0で折り返す。
この勢いを維持したい東大だったが、開始早々に痛恨の失点を喫してしまう。後半6分、裏へ抜け出した相手FWを池澤がペナルティエリア内で倒してしまい、PKを与えてしまう。これを沈められてしまい同点に追いつかれてしまう。反撃したい東大だがなかなかペースを掴みきれず、逆に決定機を作られてしまう。後半8分、右サイドを崩されクロスを入れられてしまうと前期に東大相手にハットトリックした相手FW金子が合わせようとするが空振り、難を逃れた。なかなか攻撃へとつながらない東大は河島(2年・理二)、宮川(3年・農)、柏村(2年・文二)を投入し攻勢を強めようとする。すると後半23分、北川(4年・文)が左サイドからクロスを入れるがボールはわずかに河島の上に飛びチャンスを活かせない。それでも後半29分カウンターから北川が左サイドを突破しクロスを上げると最後は途中出場の陶山(4年・医)が合わせたがシュートは枠の外へ。その後も攻め続ける東大であったが一瞬の隙をつかれ失点を喫してしまう。右サイドからのボールを途中出場の上原(4年・教)が対応しようとするが相手FWを倒してしまい再びのPK判定。これも沈められてしまい試合終盤に逆転されてしまう。是が非でも1点が欲しい東大は後半45+2分、カウンターから宮川、陶山と繋ぎ河島がシュートを放つが力無くセーブされてしまう。その後も攻め続けたが無情にもタイムアップの笛が鳴り敗北を喫してしまう。
上位進出のためには是非とも勝利の欲しかった試合だったが、後半の2本のPKで敗退を喫してしまうという勿体無い試合展開となってしまった。後期に入り未だ勝ちのない東大であるが、前期の試合と比べると格段に良くなっているシーンも多い。これから約1ヶ月間の中断期間に入るがさらなる成長を遂げ、次の試合こそは勝利の音色を響かせたい。