2024年度第2回関東大学サッカーリーグ東京・神奈川1部第14節
2024年7月14日(日)18:30KO
東京 | 2 | 0 – 3 | 3 | 日大文理 |
---|---|---|---|---|
2 – 0 | ||||
48分 池澤
55分 谷 |
得点 | 6分、13分、17分 42番 | ||
4分、90+8分 山田
39分 石川 84分 吉本 |
警告 | 21分 16番 | ||
90+8分 山田 | 退場 |
スタッツ
東京 | 項目 | 日大文理 |
4 | シュート | 11 |
6 | CK | 5 |
19 | FK | 15 |
3 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
スターティングメンバー
位置 | 番号 | 選手名 |
GK | 1 | 里見悠成 |
DF | 12 | 宮川旭 |
DF | 36 | 池澤健剛 |
MF | 5 | 石川大貴 |
MF | 6 | 歌俊亮 |
MF | 7 | 河島誠二郎 |
MF | 8 | 吉本章 |
MF | 10 | 谷晃輔 |
MF | 30 | 岡部惇貴 |
FW | 11 | 北川孟 |
FW | 16 | 山田裕次郎 |
サブメンバー
位置 | 番号 | 選手名 |
GK | 21 | 大場祥吾 |
DF | 2 | 榎本健 |
DF | 13 | 田中大智 |
MF | 14 | 杉山弘樹 |
MF | 15 | 柏村直登 |
MF | 27 | 長田夕輝 |
MF | 29 | 高木勇仁 |
MF | 35 | 松尾遼 |
FW | 26 | 陶山大晴 |
選手交代
分 | OUT | IN |
45 | 岡部惇貴 | 杉山弘樹 |
70 | 宮川旭 | 松尾遼 |
84 | 北川孟 | 長田夕輝 |
戦評
東京都・神奈川県リーグ1部第14節、東京大学の相手は日本大学文理学部。今季はこれまで2度対戦し東大の1分1敗。試合前の勝ち点1差(東大が12、日大文理が11)と、リーグ戦の順位という意味でも、是が非でも勝利したい東大は、2線連続での先発となる池澤(1年・理一)に腕章を託す。
試合開始直後から相手に立て続けにセットプレーのチャンスを与えると、前半6分にコーナーから先制点を許す。流れを断ち切れない東大は13分、17分とコーナーからさらに2点の追加点を許し、開始17分で3点ビハインドと考えうる最悪のシナリオを演じてしまう。まずは1点返したい東大は右サイドの谷(4年・経)、宮川(3年・工)らを起点に攻撃を試みるもなかなかシュートには繋がらない。前半26分東大はコーナーのこぼれから宮川がシュートを放つも、ここは大きく枠を外れる。前半はこのシュート1本に終わり0-3で折り返す。
後半、逆転を狙う東大は杉山(4年・工)を投入する。すると後半開始直後、ショートコーナーから北川(4年・文)のクロスに池澤が合わせ、後半開始2分で1点返す。1年ながらゲームキャプテンを務める池澤が自らのゴールでチームを鼓舞する。反撃の狼煙を挙げた東大は一気に攻勢を強める。後半7分、北川のファーを狙ったフリーキックはわずかに相手にクリアされる。後半8分、コーナーのこぼれを宮川が詰めるもキーパー正面。猛攻が実ったのは後半10分、ゴール前絶好の位置でフリーキックを得ると、ボールの位置には河島(2年・理二)と北川と谷。先に走った河島と北川は囮、北川がボールを軽くずらすと谷が左足一閃。2-3と1点差まで詰め逆転への期待が最高潮まで高まる。しかし、その後は攻撃を続けるもなかなかシュートまで結びつかない展開が続く。後半22分、杉山の縦突破からクロスを上げるも北川にはわずかに合わない。後半35分には山田(4年・文)の見事なロングフィードから代わって入った松尾(1年・文二)が裏に抜け出しエリア内で相手に倒されるも、PKなしの判定。3点目は遠かった。結局2点目のゴール以降シュートすら打てなかった東大はこのまま2-3での敗戦を喫する。
2戦連続となるコーナーからの失点、流れの中からのシュートなしなど多くの課題を残したこの試合。試合後、狂喜乱舞し、ゴール前で記念撮影を行う相手チームの姿は脳裏から離れない。次戦は中断前最後の試合。いい形で中断を迎え、リーグ終盤戦への弾みをつけたい。