2024年度第2回関東大学サッカーリーグ東京・神奈川1部第7節
2024年5月19日(日)16:00KO
東京 | 2 | 0 – 3 | 3 | 大東文化 |
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2 – 0 | ||||
78分 河島 90+4分 佐々木 |
得点 | 12分 14番 27分 88番 45分 8番 |
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29分 長谷川 41分 歌 61分 石川 69分 陶山 |
警告 | |||
退場 |
スタッツ
東京 | 項目 | 大東文化 |
9 | シュート | 26 |
1 | CK | 5 |
20 | FK | 13 |
4 | オフサイド | 4 |
0 | PK | 0 |
スターティングメンバー
位置 | 番号 | 選手名 |
GK | 1 | 里見悠成 |
DF | 4 | 上原真路 |
MF | 3 | 荒拓也 |
MF | 5 | 石川大貴 |
MF | 6 | 歌俊亮 |
MF | 7 | 河島誠二郎 |
MF | 8 | 吉本章 |
MF | 14 | 杉山弘樹 |
MF | 23 | 長谷川希一 |
FW | 9 | 佐々木洸 |
FW | 11 | 北川孟 |
サブメンバー
位置 | 番号 | 選手名 |
GK | 41 | 星歩希 |
DF | 12 | 宮川旭 |
DF | 13 | 田中大智 |
MF | 17 | 河野慈央 |
MF | 28 | 折田舜 |
MF | 29 | 高木勇仁 |
MF | 30 | 岡部惇貴 |
FW | 16 | 山田裕次郎 |
FW | 26 | 陶山大晴 |
選手交代
分 | OUT | IN |
HT | 杉山弘樹 | 陶山大晴 |
63 | 長谷川希一 | 岡部惇貴 |
72 | 石川大貴 | 山田裕次郎 |
戦評
東京都・神奈川リーグ1部第7節、五月祭という最高の舞台のもと、東京大学が迎え討つは大東文化大学。ここ何年もリーグ昇降を共にしている因縁の相手だ。ここまで5勝1分と好調の相手に対して、東大は荒(3年・経)がスタメンに名を連ねた。
前半は東大ボールでキックオフ。丁寧にボールを繋いで全身を試みる東大と、ミドルブロックを組みながら機を見てプレスをかける大東文化、という展開。2分、1stシュートは東大。相手陣でのMF杉山(4年・工)のパスカットからFW長谷川(4年・教養)がロングシュートを放つ。9分にもMF佐々木(4年・工)のミドルシュートを放つなど、攻撃の姿勢を見せていた東大だが、先制点を奪ったのは大東文化。ロングボールに反応した大東文化FWが東大DFの背後をつき、左足でフィニッシュ。東大は一瞬の隙をつかれ、厳しい立ち上がりとなる。大東文化は攻撃を畳み掛ける。26分、またしてもロングボールが起点。不運にも東大の選手に当たり、コースが変わったボールは大東文化の選手の前に溢れ、1対1を沈められる。0-2と厳しい展開となった東大。勢いに乗る大東文化は、東大のビルドアップを引っ掛けてショートカウンターを狙うが、東大は DF上原(4年・教育)を中心に固い守備を見せる。このまま前半終了と思われたAT、またしてもロングボールを起点に、大東文化が個人技から左隅にゴールを沈める。前半は0−3で終了する。
攻撃の糸口を見つけたい東大は、FW陶山(4年・医)を投入する。後半は安定したボール保持を見せる東大だが、なかなか良い状態でシュートを打ちきれない。71分には逆に大東文化のクロス攻撃を受けるも、DF石川(4年・農)が体を貼ってブロック。守備から流れを掴んでいく。すると、74分、途中出場のDF山田(4年・文)がミドルシュートを放ってから東大のペースに。そして78分、敵陣で押し込んで攻撃を続けた東大がチャンスを掴む。山田からの落としを受けたMF歌(4年・教育)がアーリークロスを入れ、滑り込んで合わせたのは河島(2年・理ニ)。待望の得点を挙げ、流れは一気に東大に。81分、FW北川(4年・文)の落としを受けた荒がPA外からシュートを放ち、GKのこぼれを途中出場の岡部(3年・経)が押し込む。岡部の2試合連続のゴールと思われたが、疑惑のオフサイド判定。追加点とはならず。その後も畳み掛ける東大。86分、上原のロングパスに抜け出した陶山のクロスを、佐々木が胸トラップからシュートに持っていくも、バーの上に外れる。90+2分には、山田のスルーパスに陶山が1対1でシュートを放つも、大東文化GKが好セーブ。追加点を奪えない東大だったが、90+4分、北川が華麗な股抜きからクロスを上げ、佐々木がニアで丁寧に合わせ、追加点を奪う。急ぐ東大であったが、このまま試合は2-3で終了し、追いつくことはできなかった。
ただただ前半が勿体無い試合であった。立て続けに同じような展開から失点してしまったこと、前半終了間際に追加点を許してしまったことは、大きな課題である。一方、相手を押し込んで攻撃できた後半の内容はポジティブで、前半からこの展開に持ち込めれば、勝利を手に入られるだろう。 まだまだ前半戦。この経験を糧に勝利を積み重ねたい。