東京都大学サッカーリーグ1部第21節
2023年9月30日(土) 15:30KO
| 東京 | 1 | 1 – 0 | 2 | 成城大学 |
|---|---|---|---|---|
| 0 – 2 | ||||
| (24分) 北川孟 | 得点 |
(49分) 11番 (53分) 11番 |
||
| (87分) 上原真路 | 警告 | |||
| 退場 | ||||
スタッツ
| 東京 | 項目 | 成城大学 |
| 59.6 | 支配率 | 40.4 |
| 18 (5) | シュート (枠内) | 11 (4) |
| 6 | CK | 10 |
| 9 | FK | 9 |
| 8 | ファウル | 9 |
| 1 | オフサイド | 0 |
スターティングメンバー
| 位置 | 番号 | 選手名 |
| GK | 21 | 笹森貫佑 |
| DF | 2 | 竹内拓夢 |
| DF | 3 | 矢島隆汰 |
| DF | 5 | 八代快 |
| MF | 8 | 古川泰士 |
| MF | 10 | 三谷深良惟 |
| MF | 12 | 石川大貴 |
| MF | 25 | 谷晃輔 |
| MF | 32 | 河島誠二郎 |
| FW | 11 | 北川孟 |
| FW | 30 | 吉本章 |
サブメンバー
| 位置 | 番号 | 選手名 |
| GK | 1 | 兒玉寛俊 |
| DF | 4 | 上原真路 |
| MF | 6 | 大谷一平 |
| MF | 8 | 古川泰士 |
| MF | 20 | 佐々木洸 |
| MF | 24 | 田中大智 |
| MF | 27 | 長田夕輝 |
| FW | 18 | 水本龍志 |
| FW | 28 | 陶山大晴 |
選手交代
| OUT | IN | |
| 59 | 石川大貴 | 陶山大晴 |
| 74 | 吉本章 | 大谷一平 |
| 84 | 矢島隆汰 | 石川大貴 |
| 87 | 歌俊亮 | 古川泰士 |
| 90 | 大谷一平 | 佐々木洸 |
戦評
関東大学サッカーリーグ東京・神奈川1部第21節、東京大学は降格争いに巻き込まれている11位の成城大学と対戦した。下位チーム相手に確実に勝ち点3を獲得し、少しでも上の順位を目指したい東大は、MF石川(3年・農)を第15節以来のスタメンに起用した。
試合開始直後より、成城大学の守備の緩さをついて東大が攻め込むシーンが続く。そんな中、ファーストチャンスが東大に訪れる。前半4分、CKを主将の八代(4年・法)が中央で合わせゴールを狙うが、惜しくもシュートはクロスバーに阻まれた。その後も東大が圧倒的にボールを握る展開が続くものの、決定機を作るまでには至らず、逆に相手の個の力を活かしたカウンターにゴールを脅かされるシーンも見られるようになる。しかし、先制ゴールをもたらしたのは東大の個の力だった。前半24分、アバウトなクリアボールを前線で谷(3年・経済)が収めると、左サイドの北川(3年・文)に展開。カットインから右足を振り抜くと、ボールはゴール右上隅に突き刺さった。キーパーも反応できないスーパーゴールで先制した東大だったが、その後も攻勢を強める。前半終了間際には右サイドからの谷のクロスに河島(1年・理二)がフリーで合わせたが、シュートはキーパーの正面をついた。東大としては前半のうちに追加点を奪いたかった状況でハーフタイムを迎えた。
ハーフタイムに陶山(3年・理三)を投入し、攻撃の活性化を図った東大だったが、得点が生まれたのは成城大学側だった。後半4分、右サイド深い位置からのスローインからボックス内への侵入を許し、東大ディフェンス陣の間を縫ったコントロールショットを沈められ同点に追いつかれた。気持ちを切り替えて勝ち越し点を狙いたかった東大であったがその直後、立て続けの失点を許す。後半8分、ルーズボールに対する対応が甘くなったところを相手に収められ、エリアの外から再びのコントロールショットを被弾。勝ち越しを許した。 相手エースの個人技を封じ込めることに失敗し、劣勢に立たされた東大は、まずは追いつくべく三谷(4年・法)を中心に相手陣内に押し込むが、焦りからかプレーの精度を欠き、攻めあぐねる展開が続く。しかし後半21分に大きなチャンスが訪れる。ボックス内で縦に仕掛けた谷のクロスに対しファーで陶山が足で合わせたが、ミートせず、GKのファインセーブもあって得点とはならなかった。その後も成城大学の守備陣を崩すことはできず、1-2のまま試合終了となった。
降格圏脱出を目指す相手に対して勝ち点を得ることができず、後半アディショナルタイムに追いつかれた前回対戦の雪辱を果たすことはできなかった。次節はリーグ戦の最終戦となる大東文化大学戦である。4年生にとっては最後のリーグ戦であり、なんとしても勝利を挙げて有終の美を飾りたい。