東京都大学サッカーリーグ1部第17節
2023年9月2日(土) 17:30KO
東京 | 2 | 0 – 1 | 1 | 玉川大学 |
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2 – 0 | ||||
(50分) 谷晃輔
(94分) 三谷深良惟 |
得点 | (30分) 48番 | ||
警告 | ||||
退場 |
スタッツ
東京 | 項目 | 玉川大学 |
57.3 | 支配率 | 42.7 |
16 (7) | シュート (枠内) | 12 (5) |
2 | CK | 8 |
16 | FK | 8 |
8 | ファウル | 14 |
0 | オフサイド | 2 |
スターティングメンバー
位置 | 番号 | 選手名 |
GK | 21 | 笹森貫佑 |
DF | 2 | 竹内拓夢 |
DF | 3 | 矢島隆汰 |
MF | 8 | 古川泰士 |
MF | 10 | 三谷深良惟 |
MF | 24 | 田中大智 |
MF | 25 | 谷晃輔 |
FW | 11 | 北川孟 |
FW | 16 | 山田裕次郎 |
FW | 26 | 陶山大晴 |
FW | 30 | 吉本章 |
サブメンバー
位置 | 番号 | 選手名 |
GK | 1 | 兒玉寛俊 |
DF | 33 | 松尾仁之介 |
MF | 6 | 大谷一平 |
MF | 20 | 佐々木洸 |
FW | 18 | 水本龍志 |
選手交代
OUT | IN | |
75 | 陶山大晴 | 佐々木洸 |
82 | 古川泰士 | 大谷一平 |
91 | 山田裕次郎 | 水本龍志 |
戦評
関東大学サッカーリーグ東京・神奈川1部第17節、7位に位置する東京大学は、9位の玉川大学と対戦した。主将の八代(4年・法)を欠く中で前節敗戦からの巻き返しを狙う東大は、山田(3年・文)を第8節以来の、田中(3年・農)を第14節以来のスタメンに据えた。
開始早々チャンスを迎えたのは玉川大学。ゴールキックのこぼれ球に反応し、体を反転させながら放たれたシュートはゴール右上隅を捉えたが、ここはGK笹森(4年・理)がファインセーブで凌いだ。その後はビルドアップを試みる東京大学とカウンターを狙う玉川大学という構図になり、オープンな展開が続く。そんな中先手を取ったのは玉川大学だった。前半30分、フリーキックを一度は壁で防いだものの、そのこぼれ球を強烈なボレーで合わせられ、笹森が触ったもののシュートはゴールに吸い込まれた。 その後も劣勢の展開が続いた東京大学はシステムを変更し状況の改善を図る。すると、相手陣内に押し込む展開を作れるようになり、前半42分には北川(3年・文)に決定機が生まれた。ピッチ中央付近でこぼれ球を収めるとそのまま自分で仕掛け、シュートを放ち、ディフレクションもあり決まったかと思われたが、相手GKが足でわずかに触って防ぎ、得点とはならなかった。そのまま前半は1点ビハインドの状態で折り返す。
まずは同点に追いつきたい東京大学に後半の5分という早い段階で同点ゴールが生まれる。相手陣内でボールを奪った北川のマイナスのクロスに、谷(3年・経済)が走り込みながら左足で合わせ、ゴールを奪った。その後も谷・北川を中心に多くのチャンスを作るが、後半の給水直後に大きなピンチを迎える。右サイドからのアーリークロスを相手に先に触られ、抜け出されてシュートを放たれる。シュートはゴールラインを割ったかと思われたが、ライン上で矢島(4年・工)がゴール内に飛び込みながら足に当ててブロックし、窮地を脱した。その後は東京大学が攻勢を強め、試合終盤には立て続けに大きなチャンスを迎えた。後半42分には、ミドルゾーンから谷が一人でボックス内に侵入してクロスを上げ、途中交代の佐々木(3年・工)がダイレクトでシュートを放つも、相手DFが足を投げ出してこれを防いだ。また、後半45分にはまたも谷が一人で持ち運び、グラウンダーのクロスを供給したが、中で合わせた大谷(4年・教育)のシュートは枠を捉えることはできなかった。決定機を決めきれなかった東京大学だが、試合終了間際の後半49分に待望の得点が生まれる。相手のコーナーキックからのカウンターの流れで、相手のクリアボールを拾った三谷(4年・法)がボレーシュートを放つ。相手ディフェンスの間を抜けポストに当たったシュートは、値千金の勝ち越しゴールとなった。その後はしっかりと試合を締め、第15節理科大戦以来の勝ち点3を手にした。
主将不在という緊急事態の中で、苦しい時間帯もあったが逆転勝利を手にすることができた。次節は前期の対戦で完敗した相手ではあるが、この試合で見せたようなチーム力を見せて勝ち点を得たい。