東京都大学サッカーリーグ1部第10節
2023年6月4日(日) 13:00KO
東京 | 2 | 2 – 0 | 2 | 成城大学 |
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0 – 2 | ||||
(12分) 古川 泰士
(25分) 谷 晃輔 |
得点 | (54分) 19番
(90分) 77番 |
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警告 | ||||
退場 |
スタッツ
東京 | 項目 | 成城大学 |
57.8 | 支配率 | 42.2 |
14 (6) | シュート (枠内) | 7 (2) |
1 | CK | 0 |
9 | FK | 8 |
8 | ファウル | 9 |
1 | オフサイド | 0 |
スターティングメンバー
位置 | 番号 | 選手名 |
GK | 21 | 笹森貫佑 |
DF | 2 | 竹内拓夢 |
DF | 3 | 矢島隆汰 |
DF | 5 | 八代快 |
MF | 7 | 荒拓也 |
MF | 8 | 古川泰士 |
MF | 10 | 三谷深良惟 |
MF | 13 | 植田陸人 |
MF | 25 | 谷晃輔 |
MF | 32 | 河島誠二郎 |
FW | 11 | 北川孟 |
サブメンバー
位置 | 番号 | 選手名 |
GK | 41 | 星歩希 |
DF | 14 | 宮川旭 |
MF | 6 | 大谷一平 |
MF | 20 | 佐々木洸 |
MF | 24 | 田中大智 |
MF | 28 | 奥谷勇樹 |
FW | 9 | 鹿島田聡 |
選手交代
OUT | IN | |
68 | 植田陸人 | 宮川旭 |
77 | 河島誠二郎 | 大谷一平 |
89 | 三谷深良惟 | 佐々木洸 |
戦評
関東大学サッカーリーグ東京・神奈川1部第10節、東京大学は成城大学と対戦した。最下位と苦しむ相手に勝利し、浮上のきっかけを掴みたい東京大学は、河島(1年・理二)、植田(4年・農)を今季初スタメンに起用した。
試合開始直後から東大が主導権を握り、左サイドの北川(3年・文)を中心に相手陣内で波状攻撃を仕掛ける。すると前半12分には第4節の理科大戦以来の待望の得点が生まれる。右サイドに開いた谷(3年・経済)のクロスに中央で河島がフリーで合わせる。このシュートは右ポストに嫌われたものの、こぼれ球を古川(4年・農)がしっかり詰め、東京大学が先手をとった。勢いに乗る東大は尚も攻勢を強める。前半23分には相手GKのパスをカットした三谷(4年・法)がそのまま1対1の好機を迎えたが、シュートはGKの好セーブに阻まれた。しかしその直後の前半25分、左サイドを深く抉った北川のマイナスのクロスに対し谷が反応して左足を振り抜き、貴重な追加点を奪った。35分には後方からボールをつないで河島にチャンスが生まれるなど、理想的なゲーム運びを見せていた東京大学だったが、徐々に成城大学にボールを握られ、プレスを回避されるシーンが目立つようになる。しかし暑さの中でも集中した守りを見せ、決定的なシーンを作らせないまま前半を2−0とリードした状態で折り返した。
後半から成城大学は4バックから5バックにシステムを変更し、東大ゴールに迫る。すると後半9分には、サイドチェンジからボックス内への侵入を許し、マークが甘くなった選手を使われて失点を喫した。その後は両チームともに決定的なシーンを作ることなく時間が進んでいく。後半30分前後になると、暑さから成城大学の多くのプレーヤーが足を攣り、立て続けに交代カードを切る展開となった。相手の動きが鈍くなった好機につけ込みたい東京大学は、今季リーグ戦初出場となる宮川(2年・理二)や大谷(4年・教育)を投入し重苦しい流れを断ち切ろうとした。しかし効果的な攻撃を見せることはできず、後半45分にはついに成城大学に同点に追いつかれてしまう。自陣深い位置からのフリーキックの折り返しを、攻め上がっていたGKにボレーで合わせられ、まさかの同点弾を喫した。残り少ない時間で勝ち越しゴールを奪いたかった東京大学だが、そのまま試合終了の笛がなり、2-2で勝ち点1を分け合う結果となった。
勝たなければいけない試合を落としてしまったことは痛恨だが、1ヶ月以上生まれていなかったゴールが生まれ、新戦力の河島の活躍も光るなど、ポジティブな側面もあった試合だった。次節は同じ昇格組ながら首位を快走する大東文化大学との対戦である。前半戦最後の一戦を勝利で飾り、良い流れのまま後半戦に入りたい。
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