FIFAの大学院に通う日本人
アムステルダムでは、AFCにお勤めの椙山さんからご紹介していただいた辻翔子さんにお会いしました。
辻さんがお勤めのMycujooはアムステルダムに拠点を持つサッカーの試合映像配信に関する会社で、より多くの地域に、より多くのカテゴリーの試合を配信することを目的にしている会社です。
そんな辻さんですが、このお仕事に就く前にはFIFAマスターという大学院に通学していたそうです。FIFAマスターはFIFAが運営する大学院で1年間を通して、イギリス、イタリア、スイスの三カ国で歴史、社会、経済、法と様々な角度からサッカーに関して学びを深める機関で、卒業生の中から数人はFIFAでの職を掴むことができるなど、サッカー関連で働く人の登竜門となるそうです。
日本だと宮本恒靖選手が通っていたことなどでも知られていますが、辻さんが通っていた頃の同級生にはパクチソン選手がいたらしいです。
この後、イギリスに行くことをお話ししたところ、現在FIFAマスターに通学中だという内田大三さんをご紹介してくださいました。そして、半月ほど後にレスターにて内田さんとお会いすることができました。
レスターの町の案内をしていただいたり、現在受けている講義の詳しい内容を教えてくださったり、ご自身が旅をしていた経験もあるとのことで一層親切にしてくださいました。
寮にも招いていただき世界各国から集まっている同級生もご紹介してくださりました。南米の超名門クラブのフロントで働いていた方や、協会の技術委員で働いていた方、最年少22歳の元女子テニスプレイヤー(3年半で大学を卒業し、MBAを取得中、中断してFIFAマスターに参加するという超人)がいたりと国籍から年齢、前職まで多種多様でした。
FIFAマスターに関する詳しいことは内田さんご自身が毎週更新していらっしゃるnoteでご覧いただけます。
https://note.com/fifamaster20th
講義には様々な業界からスピーカーがいらっしゃっているそうです。在学中に卒業後の就職先も確定させるそうで、そうした一回一回の出会いがチャンスになるようです。
内田さんは、“学生時代に戻ったかのように勉強しているし、楽しんでいる”とおっしゃっていました。その様子はご一緒させていただいた中でとても強く感じましたし、noteからも確認できるかと思います。内田さんの残りの学生生活、どんな道に進むのか、というストーリーも覗かせてもらあると思います。必見です!
ありがとうございました!
日本代表のW杯優勝を願う心が根底にある内田さん。実は先述の岡部さんも同様の思いを抱いておりました。そして実は、この旅の中で世界中のさまざまな地域でさまざまな形でサッカーに関わる方々の中にも似た思いを持っている人に何人もあってきました。
それだけの人を熱狂に巻き込むサッカーというスポーツはやはり大きいなと感じさせられます。そして更にサッカーへの関わり方というのは幅が広いことを感じさせられます。
イギリスに来たら絶対見たいと思ってきたマンシティの試合。ピッチも近くて最高でした、プレミアリーグはやはり格別です!
最後になります、ぜひお願いします!
世界最強のクラブで働く日本人
第11回石丸サッカー放浪記-④