東京大学。
それは言わずと知れた日本の最高学府。
東大生はさぞかし賢いだろうと思うだろうか?
しかし、東大への道は人それぞれ。都内の超進学校で同級生がみんな受けるからと受けたら現役で合格できちゃった人から、出身校からの東大合格者が数年ぶりに自分一人という人まで。
今年、三浪の末東大に合格しア式に入部した強者Kが現れた。
そんなK(1994年生まれ)に広報部3年の増田(1995年生まれ)がインタビューをしてみた。
受験生もそうでない人も、きっと勇気をもらえる。必読です!
増田:よろしくお願いします。
K:よろしくお願いします。
増田:さっそくだけど、俺より年上なんだよね?笑
K:そうですね笑
増田:不思議な感覚だ笑 高校はどんなところだったの?
K:野球の強豪校でした、けど野球部のほかに応援部しかなくて……。
増田:ん?? ほかの部活ないの??
K:そうです笑 文化系の部活には内部進学組しか入れなかったので。
増田:え、じゃあサッカー部はなかったの??笑
K:はい…事前に調べてればよかったです…。
増田:入学してから気づいたんかい笑 高校時代は何してたの?
K:帰宅部で、勉強してました!
増田:嘘じゃん…
K:ほんとですよ!高1・2年のときは1日2時間勉強してましたし、通学中もずっとターゲットという単語帳やってたんです。
増田:遊んだりしなかったの??
K:友達と一回ボーリングいったきりですね。
増田:すごいストイックな生活してたんだね…
東大について
増田:東大目指そうとしたきっかけは?
K:ドラゴン桜のドラマを小学校の時に見たんですよ。実際に意識し始めたのは高1くらいだったと思います。
増田:学部はどこを??
K:医者になりたかったので理Ⅲを笑
増田:なるほど…。現役のときはどうだったの??
K:模試はE判定だったんですけど、僕フランス語勉強してて。
増田:え、英語じゃなくて?
K:そうなんです笑 だから点数も伸びるし大丈夫かなって。
増田:それで本番は?
K:センターは最低点で突破したんですけど、二次は90点差で落ちました笑
増田:おおお…
浪人時代
増田:浪人しようと思ったのはなんで?
K:もう一浪したら受かるな、と思ったんです。勉強するのは好きでしたし!
増田:予備校はいってたの?
K:いや、近所の公民館で勉強してました、予備校はお金かかるので…
増田:たしかにね。一浪してまた東大受けたの??
K:あ、一浪のときは足切りで東大受けられなかったんです笑
増田:いや、センター頑張れや笑
K:足切りがほぼない京大受けたんですけどだめで、大阪市立大学で仮面浪人してました。
増田:あ、入学したのね、どうして?
K:親を安心させたかったのが大きいですね
増田:あー、大事だよね。二浪目も一浪のときと同じように?
K:そうですね、公民館で勉強してました。
増田:そして…?
K:二浪目も東大は足切りでした…
増田:おい笑 センターしっかりせい笑
K:直前に成人式とかあるじゃないですか……
増田:え、ちょっと待って。行ったの!?!?
K:え、行きましたよ笑
増田:なんで!
K:だって、センターは何回でもくるけど、成人式は1回きりじゃないですか。
増田:いや普通センター何回もこないわ笑 それで、東大以外にどこを?
K:一橋受けたんですけど、だめでしたね…
増田:……。
未知の領域、三浪
増田:いまいち実感湧かないんだけど、三浪っていままでと違った??
K:うーん、そんなに変わらないですよ笑 あ、でも就活の危機感はありましたね
増田:あ!新卒じゃなくなるのか!
K:そうです。まあでも変わらず勉強してましたよ。
増田:三浪目も東大受けたんだよね? センターどうだったの?
K:787点くらいでした!
増田:おお!ほかの大学は受けたの??
K:あ、早稲田受けようとしたんですけど、過去問難しくて辞退しました。
増田:どういうこと??笑 そんなことある?
K:東大の問題は半分くらい知ってますけど、早稲田は初見じゃないですか。解ける気しないんですよね…
増田:ええ、そりゃ本番は初見だけども…
K:二次は結局6点差で受かりました!
増田:おめでとう!親御さんはどうだった?
K:感動して泣いてましたね
増田:浪人中テンション下がった時はどうしてたの?
K:Youtubeでパルクールの動画みたり、ワールドカップを観たり!
増田:いい息抜きだね、最後に受験生に一言もらえる?
K:はい、いつか春は訪れます。頑張ってください!