1回戦vs武蔵野大学

2018年10月28日(日)12:00 kickoff
大会名:平成30年 第24回 東京都サッカートーナメント 都学連予選
会場:東京大学御殿下グラウンド

対戦相手:武蔵野大学

○2-1(1-0,1-1)

 

東京大学

2 1-0 1 武蔵野大学

 

1-1
       [23分]高宮(細井)

[90分]松本周(和田)
得点
(アシスト)
[80分]10
  警告・退場
    6 シュート 6
    8 直接FK 8
   0 間接FK 1
8 GK 10
6 CK 2
1 オフサイド 0

スターティングメンバー

ポジション 背番号 学 年 ・ 選 手 名 交 代
GK 21 1年・染谷大河
DF 4 2年・大谷拓也  
 DF 6 3年・吉本理
 DF 13 3年・ 細井隼
DF 12 2年・内倉慈仁
DF 19 1年・茶谷晋伍 out 60分
MF 27 2年・高宮秀徳  
MF 10 3年・白藤優  
 MF 14 3年・城後仁  
 MF 11 2年・松本周平
 FW 9 2年・和田爽  

サブメンバー

ポジション 背番号 学 年 ・ 選 手 名 交 代
GK 1 3年・満永達彦  
GK 31 2年・島田啓太郎  
 MF 5 2年・赤木雅実  
 MF 24 2年・西雄大 in 60分
 MF 25 1年・吉本遼平  
MF 57 4年・佐俣勇祐  
 DF 46 4年・日野雅奈  

 

試合レビュー

 

4年生が引退してからまだ2週間、東大ア式は厳しい状況にあった。新チーム初の公式戦で主将、副将、エースととがりの中村コンビが怪我で出場不可。あるだけの牙は全て抜かれ、ベンチにフィールドプレーヤーが3人しかいない危機的状況である。しかし、ピンチはチャンスでもある。代わりに出場する選手たちにとって、成長そしてアピールの場が用意された。来年度1部で戦い抜くためにもこの層の選手たちの躍進は不可欠である。各々が緊張を感じつつピッチに入っていく。

ピッチサイドでは緊張する選手たちに経済学部なのに借金まみれの井上が全力で応援する。出れない選手やスタッフの思いも背負っていざキックオフ。

 

前半2分、城後(3年・農)がコーナーキックからおしいヘディング、4分には城後からのスルーパスに松本周(2年・理1)のシュートと悪くない試合の入り方をする。16分、細井(3年・工)のクロスを高宮(2年・理1)がダイレクトボレーで折り返し、ムキムキの実の能力者和田(2年・理1)がゴール前フリーでシュートするが力が強すぎてボールはバーの上。

なかなか点がはいらないが、20分ついに試合が動く。細井のコーナーのこぼれ球をサイレントマジシャン高宮がボレーでゴールに突き刺し先制。サイレントマジシャンは声を出さずに拳を強く握って彼なりに喜びを表現する。しかしその後、簡単なボールロストや自陣でのファールが増えてリズムに乗れずそのまま前半終了。

 

コーチから修正点をいわれ後半のピッチへ。立ち上がり、後半4分、細井の機械のような正確なコーナーからエヴァンゲリオン大谷(2年・文1)のヘディングもわずかに外れる。さらに後半12分、茶谷(1年・文1)のパスから高宮が仕掛けてシュートも相手ディフェンスのブロックにあう。後半14分、茶谷にかえて西(2年・文1)を投入して試合の安定化をはかる。15分、33分、と松本周、西にそれぞれチャンスがくるが決めきれない。次第に相手に押し込められる展開が続き、ゴール前でシュートを打たれる場面もあるが、染谷(1年・文2)中心に守る東大。

しかし、35分、内倉(2年・理2)のパスを受けた吉本理(3年に・工)がゴール前でボールロストしそのまま失点。まさかの形で同点に追いつかれる。焦る東大は攻め急いでしまい、なかなかシュートまで持っていけない。このままPK戦かと思われた後半43分、吉本理のロングフィードから松本周、城後、和田とテンポよくつなぎ、スルーパスに抜け出した松本周が相手を剥がしてシュート。ゴール隅に決まる値千金のゴールでついに東大が勝ち越す。

 

このまま逃げ切った東大が勝利。しかし格下相手にギリギリの戦いを強いられ、誰一人満足そうな人はいない。まだまだ足りないのをピッチにいた全員が感じたはずである。ただ下ばっかり向いても仕方ない。

来週も公式戦がある。相手のレベルもあがるが、今の自分たちでどこまでできるのかを示したい。そんな強い思いで全員臨むので応援よろしくお願いいたします。

 

文責 : 3年 吉本理

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